イギリスくらいの面の皮の厚さが世界と伍するために求められる

さらに、ウィリアム王子も10月14日、BBCの番組のインタビューで「起業家は宇宙旅行よりも、地球を救うことに集中するべきだ」と語った。
インタビューでは、「世界の偉大な頭脳と知性は、移り住むための別の場所を見つける試みではなく、この惑星を修復しようとする試みに充てる必要がある」と語っている。ウィリアム王子は、熱心な環境保護活動家として知られている。

環境保護もいいけど、旧植民地に謝罪と賠償したら?

第2次大戦中、日本軍がインドへのコメの主要輸出国だった隣国ビルマを占領した後も、英国人が支配する植民地総督府は、兵士や軍需労働者にしか備蓄食糧を開放しなかった。パニック買いでコメ価格は高騰。また日本軍が侵入した場合に植民地内の輸送船や牛車が敵の手に渡ることを恐れた総督府は、これらを押収したり破壊したりしたため、流通網も破壊された。

 こうして1943年、「人為的」に起きたベンガル飢饉では300万人が餓死し、英植民地インドにおける暗黒の歴史となっている。

先祖の悪行がどうこう言われて取り乱すわけがないがね。当然のことをしただけと言い張るだろう。

2014年にイギリスの世論調査会社YouGovが行なった調査によれば、大英帝国はどちらかといえば誇るべきものと答えた人は59%、恥じるべきものと答えた人は19%だった。植民地政策で征服された国々の暮らし向きは全般として良くなったと答えたのは49%、悪くなったと答えたのは15%だった。多くのイギリス人が、植民地支配は各地に経済成長をもたらし、恩恵を与えたと考えていると見てよいだろう。

これくらいの面の皮がなきゃイギリスと交渉はできんやろ。

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