天才の素晴らしい少子化対策に感心しきり

天才

天才だなーと思ってる空白さん。
自分を天才と自称、そして他称されてる空白さんの素晴らしい少子化対策を拝見した。流石天才と思い、なんか書きたくなった。

ご意見前段

大きく分けると2つ。

①子育てする女性に大幅に有利な条件を与えよ(フェミニスト)

②女性に収入や教育を与えず産む機械とせよ(アンチフェミニスト)

何故この2つがバカなのか。それは

①人々の価値観を大幅に改変したり、歪みがでるような非現実的な方法をゴールとしていること

②実現のためにすることがツイッターで同じ意見の人たちに向けて意見を述べるだけで、実現するための行動が0であること



まあ、多分ぎゃあぎゃあ騒ぐのが小銭稼ぎ/鬱憤晴らしになってるんだから、どうでもいいんですが。

実際その通りでTwitterで指先動かしてなんか変わるなら苦労しないですな。天才の洞察は鋭い。

アホに対する天才のカウンターは素晴らしいし、誠実

バカだなあと言うからには自分の案を表明するのが誠実だと思うので、私の考える少子化対策についても書いておきます。

中絶根絶法案
現在、何十万という赤ん坊が生まれる前に命を絶たれています。反面、養子を求める家族が養子を得られるためのハードルは高いともききます。

じゃあ、これらの子供が中絶されずに生まれて、養子を求める家庭に行き渡ればいいのではないかと。

素晴らしい意見。日本は中絶をなぜ禁止しなかったのだろう。

堕胎罪

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%A0%95%E8%83%8E%E7%BD%AA

保護法益 編集
胎児を保護するとともに、間接的に母体の保護も目的としている。

客体 編集
本罪の客体は「胎児」である。「胎児」とは着床し懐胎されているヒトを指す[1]。日本の刑法上の通説・判例は人の始期について一部露出説をとる[2]。したがって、胎児の体の一部が母体から体外へ出た段階で殺人罪の客体たる「人」となり、以後、殺人罪で処断されることになる。

行為 編集
本罪の行為は「堕胎」である。「堕胎」とは自然の分娩期に先立って人為的に胎児を母体から分離することをいい、その結果として胎児が死亡するか否かは犯罪の成立に影響しない(大判明治42年10月19日刑録15輯1420頁)。

ただ、母体保護法で限定付き堕胎が許される。

―母体保護法に定められた適応条件―
母体保護法 第三章 母性保護
第十四条 都道府県の区域を単位として設立された公益社団法人たる医師会の指
定する医師(以下「指定医師」という。)は、次の各号の一に該当する者に対して、本人及び配偶者の同意を得て、人工妊娠中絶を行うことができる。
一 妊娠の継続または分娩が身体的または経済的理由により母体の健康を著し
く害するおそれのあるもの
二 暴行若しくは脅迫によってまたは抵抗若しくは拒絶することができない間
に姦淫されて妊娠したもの
2 前項の同意は,配偶者が知れないとき若しくはその意志を表示することがで
きないとき又は妊娠後に配偶者がなくなったときには本人の意思だけで足りる。

ふむふむ。知らなかった!経済的理由なら堕胎罪が適用されないんだなあ。これは経済的に支援すれば堕胎が減るなあ。天才の視点は鋭い。

しかし人類の長い歴史で少子化対策に中絶を禁止した国はなかったのだろうか。

中絶を禁止した国ールーマニア

https://www.es-inc.jp/library/mailnews/2015/libnews_id007309.html

「施策への抵抗」の結果は、悲劇的なものになる可能性もあります。1967年、ルーマニア政府は「ルーマニアの人口を増やす必要がある」と決め、そのための方法として、45歳以下の女性の中絶を非合法とすることを決定しました。突然、中絶が禁止されたのです。その直後には、出生率は3倍になりました。

やはり中絶禁止は出生率にきくんですねー。天才の素晴らしい意見。しかし続きがあるようです。

その後、ルーマニアの人々の「施策への抵抗」が始まりました。

避妊も中絶も変わらずに非合法だったにもかかわらず、出生率は徐々に低下し、以前の水準近くまで下がりました。こうなったのは主に、危険な違法中絶のためでした。これによって、妊婦の死亡率は3倍に増えました。

違法化することで法の保護から外れたヤミを生み、マフィアやらの反社会的勢力の資金源になるのは大麻やら金利やらでよく見る風景ですねー。

北風と太陽を引用するまでもなく、人は強制されても抜け道を探してそれを回避しようとします。だから、前述のバカなゴールはどちらも回避されるでしょう。

天才の洞察通り、ルーマニア人は抜け道を探しました。深い洞察です。

さらに、中絶が非合法だった時期に、多くの望まれずに生まれた子供たちが、孤児院に送られました。

ルーマニアの家庭はとても貧しかったので、政府が望むたくさんの子供をきちんと育てることができません。彼らはそのことがわかっていたのです。そこで、彼らは、政府が家族の人数を増やそうという動きに抵抗しました。それは、自分たち自身にとっても、そして孤児院で育つ子供たちの世代にとっても、大きな代償を伴うものでした。

チャウシェスクの子どもたちと言われてますね。本当に悲惨なものだったようです。

ただルーマニアは欧州最貧国、豊かな日本とは違いますね。貧困への目配を天才は忘れません。

出生率アップには経済的支援

天才は金銭面に着目しています

よって

①赤ちゃんポストをもっと合法かつ拡大し、赤ちゃんポストに捨てると300万くらい貰えるようにする(出産にかかる費用もほぼ0にする)

素晴らしい。ちなみに今の中絶数が、16万件。

https://www.asahi.com/articles/ASN5G4TGNN5BUBQU001.html

日本人女性の中絶経験率は10.4%で、このうち複数以上中絶を経験した「反復中絶率」は17.1%でした(図3)。

 「最初の人工妊娠中絶手術を受けることを決めた理由(女性)」(表2)を見ると、「経済的な余裕がない」(24.3%)、「身体が妊娠・出産に耐えられない」(2.9%)という理由のほか、「相手と結婚していないので産めない」(24.3%)、「自分の仕事・学業を中断したくない」(8.6%)などもありました。それぞれに深刻な事情があることがわかります。

中絶要因が金は1/4くらいのようです。なので、金を給付して生むのは4万人くらいかもしれませんね。

今の出生数がだいたい87万人

https://resemom.jp/article/2021/02/24/60611.html

4/87くらいは効果があるかもですね。4.5%くらいですね。率にすると。けど複利で効く気もしますし。他の対策より即効性はある気がする。

毎年度、衛生行政報告例(母体保護関係)によって、人工妊娠中絶の実態を知ることができます。最新の報告によれば、2018年度の中絶実施件数は16万1741件。1955年には117万件を超える届け出があったことを鑑みると、まさに隔世の感があります。減った原因は、日本人女性の社会的な地位の向上や、避妊のためのコンドームの普及、セックスに対する消極性などが関係していると考えられます。

1955なら効果はすごかったでしょうが、その頃は最貧国とは言わずともボロボロでしたからね。ルーマニアみたくなったでしょう。棄民もしてましたし。

赤ちゃん捨てると300万もあげる気前のいい政策!これは素晴らしい。

①赤ちゃんポストをもっと合法かつ拡大し、赤ちゃんポストに捨てると300万くらい貰えるようにする(出産にかかる費用もほぼ0にする)

これはほんと天才的です。感心しました。
今の金銭的中絶で失われる4万人よりもっと増えると思いますね。

40,000人に3,000,000円をくばるので120,000,000,000円支払うだけですみます。
千二百億です。

https://news.livedoor.com/article/detail/15320305/

今の少子化対策費用

少子高齢化対策予算の内訳を見てみると
 そこで、内閣府の発表(http://www8.cao.go.jp/shoushi/budget/pdf/budget/28point.pdf)に即して、少子高齢化対策費の使途を見てみましょう。

 上のリンクの数字は極めて分かりにくい「再掲」なる表記があり、単純に金額を加算すると3兆5000億円ほどになってしまうのですが、ひとまずそのままの数字を概算しましょう。

 「重点化項目」(合計約9900億円)として5項目挙げられており

子育て支援        9500億
若者の就労支援       145億
多子世帯支援        154億
男女の働き方改革     103億
地域に即した取り組み     5億

 となって、要するに「子育て支援」が大半であることが分かります。上記の金額とダブルカウンティングが随所にあるようですが、きめ細やかな少子化対策の充実(合計約2兆5000億円)として

結婚、妊娠など支援   1283億
児童手当等      1兆9760億 
単親家庭支援      1896億
虐待児童対策・特別支援 1423億

 などとなっており、つまるところ「児童手当」(1兆4155億)が圧倒的に大きく、次いで「高校生の修学支援」(3842億)虐待児童支援(1294億)奨学金等(999億)が目立つような内訳になっている。

こんな感じのようです。なんか辞めれば払えそうですね。pay as you go原則とか宮仕えの時聞いた気がします。

ただ、子供を捨てると300万というのは日本人だけなのでしょうか

子供を赤ちゃんポストに預けるとお金がもらえる仕組みなのは素晴らしいアイデアだと思いましたが、これは日本人限定なのでしょうか。

外国人女性と日本人男性の組み合わせであれば生まれる子供は日本人となります。
その場合、外国人女性には支給するのかが私気になります!

配偶者パターンとして
1男 日 女 日
2男 外 女 日
3男 日 女 外
4男 外 女 外

4つあります。

1は対象、4は非対象はわかります。

2.3はどうでしょう。

生む女を優先するという意図であれば2は当然許容されるべきでしょう。女は日本人ですから日本人と同様の取り扱いをされるべきと思います。

3が問題ですね。これはなかなか悩ましい。女を発展途上国から連れてきてひっきりなしに妊娠させて子供をポイ捨てするとお金持ちになれそうです。

しかし旦那が日本人であるという証明はDNA鑑定によることになるとしても、逃げたりしてたらわからないですしね。

なかなか運用が難しそうで、足りないおつむではどうしたらいいかわからない。ゆっくり想定したいですが、天才はこんなバカの考えつく疑問への解決策を持っていると思います。

中絶は薬でできるけど、薬も違法になるのかな。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E5%A6%8A%E5%A8%A0%E4%B8%AD%E7%B5%B6

経口妊娠中絶薬はすべての先進国、それに発展途上国の多くでも認可されている。2000年ごろからは広く世界で普及し、アメリカ、イギリス、スウェーデン、オーストラリア、タイ、台湾、インドなど65カ国以上で認可され、WHO必須医薬品モデル・リストに指定されている[145]。中華人民共和国では1988年に、チュニジアは2001年に、アルメニアは2007年に認可された。

外科手術を必要としない、より苦痛の少ない中絶を可能にする経口妊娠中絶薬は、日本では厚生労働省に市販が認可されていない[146]。

日本は妊娠を回避する緊急妊娠ピル(アフターピル)「ノルレボ錠」は医師の診断なしには処方されずかつ約15000円と高価であるため、「意図しない妊娠のリスクを抱えた全ての女性は、緊急避妊薬(アフターピル)にアクセスする権利がある」とする世界保健機関の勧告に逆行している[147]。なお2019年にジェネリック薬「レボノルゲストレル錠」が適用となり約9000円で処方可能となった

日本では経口妊娠中絶薬は違法化することになるのかな。私気になります。この場合個人輸入も犯罪化するのでシノギになる気がしますね。

その他の論点

②企業に育休を義務化する(今の障害者枠を代わりに減らしても良い、障害者を無理に働かせるよりも健常な女性が出産する間を負担するほうがよい)

③捨てるのではなくてコウノトリの代行、養子を待ち望む人たちがいること、産むことは尊いこと、中絶は殺人というキャンペーンを打つ

④養子にする子供があまりそうになったら、「年収2000万以上の家庭で、子なしの場合は、子なし税を10%のせる」などを追加で行う

⑤養子への犯罪を厳罰化する(虐待や加害等)

こんなかんじですかね。

2-5あたりも天才だなあと思いました。特に今の所意見はないので即やるべき。

産みたいわけでもない人に産ませるより、中絶してる子供を生まれるように導き、養子として育てる義務をつけることで「どうせ育てるなら実子」というほうが、少子化の対策になると思うんですが、どうでしょうか。

天才の意見は常に正しいので、引き続き色々なご意見を読ませてほしい。



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