最低賃金は廃止すべきだ。韓国の最低賃金引き上げ結果と、ロボット化について

韓国の今

https://www.donga.com/jp/article/all/20210422/2591917/1

「2020年までに最低賃金1万ウォン」を公約して政権を獲得した文在寅(ムン・ジェイン)政権初期に、最低賃金は急上昇した。2018年(マイナス16.4%)、2019年(マイナス10.9%)の2年間で29.1%上昇した。賃金を上げて消費を促進すれば、企業投資が増え、成長率が高くなるというのが最低賃金引き上げの政府側の論理だったが、結果は庶民の雇用減少と自営業の没落だった

時給上げれば消費が増えるという話は寝言なのだ。
時給未満の働きをしてる労働者は首になるし、最低賃金払えないなら廃業する

問題は売上と利益は横ばいなのに、賃金のみが上がれば、雇用主は従業員の数から減らすという点だ。最低賃金が16.4%上がった2018年の1年間だけで、最大34万7000件の雇用が消えたと、最近韓国労働経済学会は試算した。

クビにするだけなんだよ。

従業員を持たない「一人社長」は26カ月連続して増えたのは、賃金負担を減らそうとする自営業者が増えたためだ。人件費の負担が増えると、コンビニやカフェの店主らは、「14.5時間のアルバイト」だけを採用している。週15時間以上働いた職員に1日分の日当が支給されなければならない「週休手当」でも減らそうというものだ。昨年、労働者の15.6%が最低賃金に満たない賃金を受け取ったのも、「悪徳事業主」が多いからではなく、最低賃金を支払えない雇用主が増えたからだ。

ゾンビ企業の退出効果はあるかも知らんが、雇用が壊滅する。

最低賃金の引き上げは社会弱者を雇用市場の外に追い出し、大企業、公企業職員の処遇だけを改善し、「賃金二極化」を深刻化させ得る。

最低賃金アップは、解雇が難しい正社員の生活を良くする。なぜなら新人の給与が上がれば当然それに合わせ、既存人員給与をあげねばならないからだ。
利益が変わらないなら、その結果、すぐ首にできる非正規人件費を削るし、新人雇用を抑える。

最低賃金引き上げは弱者にしわ寄せが行く政策なのだ。

だいたいこれを言い出すやつ、賛成するやつは無能で社会から最低賃金しかもらえてないパターン。

今は、最低賃金の引き上げより、業種や地域の違いすら認めない硬直的最低賃金制度などを柔軟に変え、一つの雇用でも多く創出するのが重要な時期だ。

日本も全国一律最低賃金は都市の性格を反映しないからやらない。雇用を生むには、最低賃金を下げなければならないのだ。

最低賃金引き上げはロボット化を推進する

ワタミの配膳はロボット化された。時給300円相当らしい。しかも社会保険もない。

最低賃金を上げれば上げるほどロボットが雇用を奪うのだ。

カンブリア宮殿 外食|ぱんだぬき #note https://note.com/aotanuki/n/n053ffe19323d

ワタミは時給300円のロボを入れたと渡邉美樹が笑顔だった。

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