韓国は日本の20年ほど先を行っているーサムスンの凋落と医学部エリート社会の末路

韓国は日本の先を行き過ぎている。

1998年の韓国の経済破綻から25年ほど。
2002年の韓国の出生率が1.18

韓国は人の再生産をふりすててそこから全てを経済に割り振った。

また個人も自己の最適化を志向して、安泰を目指して医学部を狙うようになった。

「アジア通貨危機以降、大量失業の事態を目撃した優秀な人材が医学部に傾き始め、今や工学部の定員は全国の医学部の二の次で満たされる。それでも留学、グローバル企業、インターネット企業(ネイバー、カカオ、LINE、クーパン、配達の民族)が優先され、製造業であるサムスンはランクが下位になって久しい」と話した。

日本はまだ製造業を選ぶ理工系も多い。高専やら工業大学も選ばれる存在である。

もちろんトップが医学部に進むのは同じであるが枠を絞ってはいるのと東大信仰も一役買っている。
韓国はソウル大非医学部より、地方医学部を選ぶようだが、日本はまだ東大を狙う層が多い。

役員や社員は本気を出さずにいる。研究開発分野の同社役員は「過去には問題が生じれば、それをどうやって解決するかに力を注いだが、最近はそれが誰の過ちかを質し、責任を問うことの方に集中している。そのせいで部門間の利己主義も大きくなった」と打ち明けた。

大企業病が極まってきた。独裁あればこうならない。

歴代政権は司法リスクを抱え込んだサムスンに大規模な投資と採用などを要求し、それが現在のサムスンにが大きな「ツケ」として残っている。2019年に「総合半導体強国」を目標に掲げた文在寅(ムン・ジェイン)大統領の訪問に合わせ、サムスンが慌てて発表した「2030年システム半導体1位」という目標は、ライバルである台湾積体電路製造(TSMC)を強く刺激し、結果として同社の大規模投資を招き、サムスンは競争でより不利な立場に置かれたとの分析もある。

ムン・ジェインさえ大統領でいてくれれば今頃潰れてたろうに。もしくは選挙で李在明が大統領になってりゃ今頃北に統一されてサムスン消えてたろうになあ。

別の社員は「事業部の実績さえ良ければ、年収に大きな差はないので、熱心に仕事をせず、(会社に)タダ乗りして、福利厚生だけを享受する人が多い」と話した。

いわゆるJTCやね。

いやあれ絶対TJCだと思うが。明らかに英語理解してなさすぎる使うやつは。プンスカ。

さて、ここから何を学ぶか。
サラリーマン社長というかリスクを取る気がないやつはだめ。
とはいえ、リスクを取る範囲をわきまえていないといけない
政治リスクに晒される国は投資が逃げる

この辺は鳥の視点である。

蟻の視点である自分はどのようにすべきかをここから教訓として得るとするとまた変わってくる。

寄っかかるタイプならば、ひたすら会社によっかかりプライベートを大事にして金を貯め投資しろ。

しかし、人生は短いのだからやるべきことをやれとなると仕事に打ち込めという話になろうか。問題を見つけ解決して、人の困難を減らすことこそ重要とするか。

なかなか蟻の視座は難しい。

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