日本の製油所の終わり。韓国よりも装置能力総容量で下回る

お仕事で日韓の製油所について調べてる。
日本の製油所は消費地精製主義で内需だけを見てきた。そのせいで小規模かつそこら中にある。その数21、和歌山、山口の二箇所は閉鎖決まって残りは19

韓国は後発で輸出だけを考え5箇所しかなかった。
この韓国5箇所の総容量と日本21箇所の総容量がほぼ拮抗していた。

しかしこの2箇所閉鎖で韓国のほうが能力が勝ることに。人口は1.2対0.5なのに。

日本の製油所に追加投資をしよう輸出しようという話はまったくないが、韓国側には石化プラント計画がガンガン入っている。

精製から石化へとシフトが進むことは明白。
日本の製油所は次々閉鎖されるだろうな。
石化コンプレックスに進むとは全く思えん。

装置産業で規模を追わなかったら何も残らんかった。今後の日本の製油所、石化のあり方を注目していきたい。

しかし韓国の装置産業への賭け方は日本のサラリーマンには追いつけない。
重厚長大には未来がなさそうだ。


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