第2回~IAIGIRI勝利~


瓜坊
《さぁ、始まりました、
 第2回、必勝! 瓜エアバトル!
 出場者はこちらの2組です》

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【出場コメント】

初出場! オールナイトテクテク
「水夏:優勝狙ってます!
 ウエ:いや優勝するにはベルマーク足りないよ!
 BL:まず一発で優勝が無いから、ベルマークいらんし。」

初出場! IAIGIRI!
「実験ネタです」
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《それでは結果発表に参りましょう》

オールナイトテクテク
317KB
《半分くらい点数が入りました!》

IAIGIRI


333KB
《接戦を制した!》
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《それでは勝者の発表です!》
《IAIGIRI! おめでとうございます!》
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IAIGIRI
《実験成功! IAIGIRI!》
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絵描き歌
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A:しかし、千羽鶴を千個折るアルバイト、二人だけでやるの大変ですね……。いつ終わる事やら……。
B:あのさ、お前最初から、そんなに張り切ってやるなって。後半バテるぞ。
A:いいじゃん、別に。好きにやらせてよ。
B:これはお前の為に言ってるんだぞ。いいか、絵描き歌で例えるとこんな感じになるからな。
  (ドタタタタタ…)ぼーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーうが一本ありました。
  葉っぱ……?ん?あれ?……棒がでかすぎる。荒くやりすぎた……。も、もう駄目だ疲れた……。
A:………。
B:って風に途中で体力が無くなるぞ。それでいいなら、最初から全力でやればいいと思う。
A:わかったよ。じゃあ、じっくり丹精込めてやるわ。
B:それも駄目だ。いいか、絵描き歌で例えるとこんな感じになるからな。
  棒が一本ありました。……しかし、よくよく見るとこの棒可愛いな。
  うっ、もう駄目だ離れたくない!お父さん、お母さん、僕はこの棒と結婚します。
A:………。
B:って風にまるで自分の子供なんじゃないかって思って、千羽鶴を手放す事が出来なくなるぞ。
  それでいいなら、じっくり丹精込めてやればいいと思う。
A:わかったよ。じゃあ、職人っぽく厳しい目でやるわ。
B:それも駄目だ。いいか、絵描き歌で例えるとこんな感じになるからな。
  棒が一本あり……。……いや、ちょっと長いかな?短くしよう。
  棒が一本あり……。……いや、短すぎるな。もう少し長めに……。
  棒が一本あり……。……なんか、曲がってるな。ピーンとさせたいんだよな……。
  棒が一本あり……。……うーん、ここらへんがかすれてるな。えーい!最初からやり直しじゃーい!!
  こんな風に、日が暮れても一つも完成する事がないぞ。それでいいなら、職人っぽく厳しい目でやればいいと思う。
A:わかったよ。じゃあ、もう適当にやるわ。
B:それも駄目だ。いいか、絵描き歌で例えるとこんな感じになるからな。
  丸書いてチョン、丸書いてチョン、お豆に芽が出て植木鉢ー、植木鉢ー
  (省略)あっという間にコックさん~!
  って風に適当にやるとなんだかんだで手裏剣を作ってしまうぞ。それでいいなら、適当にやればいいと思う。
A:これも駄目、あれも駄目。じゃあ、どうやって作ればいいんだよ!教えてよ!!
B:目を瞑って作ればいいじゃん。
A:そんなんで作れる訳無いだろ!後、どうしてそんなに絵描き歌に拘って教えてくるんだよ!
B:それはただの比喩表現。それがわからなければ、See you 少年。
A:丸書いてチョン、丸書いてチョン、お前の目ん玉目掛けて 突き刺すぞー、突き刺すぞー
B:ぎゃああああああああああああああああああああああ!!!や、やめて!千羽鶴の尖がってる部分で目を突くのやめて!
A:ありがとう千羽鶴さん。これでスッキリしたよ。これぞ鶴の恩返しだな。助けた覚え無いけど。

皆さんもアルバイトする時には、気を付けましょう。 fin.
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【敗者コメント】

オールナイトテクテク
「水夏:ほぼほぼ勝ちでいいでしょう!
 ウエ:まあね!
 BL:いや負けだから。」
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【審査員からのコメント】

オールナイトテクテク

一番面白:どこからどこまでがフランスだったんだよ。

面白くん:
可もなく不可もなく!

技術さん:
典型的な一人余っているトリオでした。

設定くん:
国境を変えたいという設定は好きだよ。

展開さん:
ずっと同じことの繰り返しで飽きてしまいました。

オチくん:
無理に上手いこと言おうとしなくて良くね?

納得さん:
ちょっと分かりづらいと思いました!
読み手に知識がいるネタは分かりづらくなる傾向があります!

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IAIGIRI

一番面白:これぞ鶴の恩返しだな。助けた覚え無いけど。

面白くん:
全体的に面白みを感じたよ! 千羽鶴の尖っている部分も面白かった!
ただもうちょっと飛び抜けたボケが欲しかったかも!

技術さん:
二人の関係性が前面に出ると、より深みが出たかもしれません。
先輩・後輩や友達同士など、それを端的に表す言葉が欲しかったです。
とりあえず1行目の敬語が浮いていると思います。

設定くん:
千羽鶴を折るバイトという設定がまず面白いね。
例えで話を繋げていくところも斬新だと思う。
それでやり切ったところはすごく良いと思う。

展開さん:
最初の例えと、職人の例えは逆のほうが分かりやすいかな、と。
職人の例えのほうがオーソドックスで、一発目に相応しいと思う。
このままでいく場合は、職人の部分で、
パワーワードを使ってボケたほうがいいかな、と。

オチくん:
ぶっちゃけ最後の1行は蛇足っしょ。
こういうナレーションみたいな一言って、
物語の人物たちと分離しちゃってるから、後味が悪くなる。
鶴の恩返しで十分落ちてる。

納得さん:
全体的に分かりやすいけども、最初の例えが分かりづらいです!
例えがどんどん分かりやすくなっていってるような気がします!
分かりづらいのも良くは無いのですが、どちらかと言えば逆です!
どんどん分かりづらく、発想を飛ばしていったほうが良いと思います!
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