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オールスター合唱バトルの感想

めちゃくちゃ面白かったので、
ほぼ褒め称えるだけの
テレビ記事noteになっております。

ちなみに私は音楽に対しては、てんで素人で、
音楽歴を申し上げますと、
二十歳の時にニンテンドーDSのソフト、
ニンテンドー・バンドブラザーズに元々入っていた曲
『瞳をとじて』だけで歌の練習をして、
一人で音痴を直しただけ
、で御座います。

そんな方法でも、
のちにカラオケで90点以上とれるようになります!
音痴だとしても諦めないでください!

まあそんな要らない熱意はマジでどうでも良くて、
早速ほぼ褒め称えるnoteスタートです。
(河西智美さんのことだけ、
 若干思い出してしまうことがあって、
 褒めていません

ちなみに私が特に好きだった合唱だけ、
ピックアップしていきます。
あんまり好みじゃなかった合唱は、
こっちに熱量が出ないので。

まず、
このオールスター合唱バトルは、
歌う人全てに名前が出るので、
その後の検索が楽!
なんというか、
歌手の見本市のような番組になっています。
まずそこが本当に有難かった。

ではそれぞれの曲の感想を書いていきましょう。


ミリオン再生合唱団『オトナブルー』

SNSで人気の人たちによる合唱団。
申し訳御座いません。
聴く前は『上手いの正直、虹色侍のずまさん』だけだろ、
と思っていました。
ずまさんは他の番組でも拝見(拝聴)していたので、
上手いし、強いのはすごく分かっていました。
でも他の方々のレベルもすごく高いし、
なんというか舞台上で華がある!
LUV K RAFTのMishuさんには、
度肝を抜かれました!
ここから一気にこの合唱にのめり込んでいった感じです。

あとこの番組全体に言えることなのですが、
聴いてる人の顔が抜かれる時があります。
でも不思議と嫌じゃないです。

お笑い番組とかだと『いらねぇよ、見てる人の顔』と思うのですが、
この番組は何故か嫌いにはなれないです。
きっと聴いてる人がほぼ全て、
出演者(合唱を行なう方々)だからです。
合唱の番組に出るということは音楽が好きな方々ということ、
そんな方々が相手の合唱を嬉しそうに聴いてるを見ると、
何かほっこりするんですよね。
(時には泣いて感動している方々もいる)

この収録中の、スタジオの空気感みたいなのが、
きっとものすごく良いんだと思います。

だから合唱中に他の人の顔が抜かれても、
全然嫌じゃない、むしろ一緒に楽しんでいる感じがして楽しい。
お笑いと何が違うかといったら、
やっぱりあくまでメインは曲(耳で聴くこと)なので、
最悪動きを見逃してもいいということなのかもしれません。

ミリオン合唱団『オトナブルー』に戻りましょう。
中盤、変な恰好(白塗り)をした男が出てきます。
私はこの財部亮治さんが、
少なくても一曲目全体のベストヴォーカルだったと思います。
艶っぽい低音に伸びのある声、ちょっとセクシー過ぎですね。
私が思うに、変に顔ファンを作らないようにしていたのかな、
と思っています。
(実際YouTubeを拝見するとイケメン)
(YouTubeでも白塗りはしていましたが)

それにしてもこの番組は振り付けもアリだったり、
こういう遊び心を許容しているところが良いなぁと思いました。
盛り上げたもん勝ちみたいなの大好きです。
(こういうところは、
 日テレのTHE DANCE DAYにも似ている)

ラスト直前の合わせる部分もめちゃくちゃ綺麗で、
一気に出ているメンバーのこと、みんな好きになりました。
めちゃくちゃ良かったです。
語彙が少なくて申し訳御座いません。

ミュージカル合唱団『白日』

個人の紹介VTRからスタート。
そこでも歌っていて、何かもうテンションが上がってくる。
ミュージカルに疎い私でも、
知っているタイトルのミュージカルに出ている方々ばかり。
多分業界的にはよくこのメンバーをツモれたな、
という方々なんだろうと思います。
いや!
リーダーの伊礼彼方さん、めっちゃ迫力がある!
少年マンガの味方側の圧倒的に強い人じゃん!
仲間をかばう以外で負けない人じゃん!

狩野英孝さんの
めちゃくちゃ嬉しそうな顔がカットインしつつ、
合唱がスタート。

テレビ越しからも伝わるこの音圧、
生だったらもっとすごいんだろうなぁ。

歌手で吐息が曲の邪魔になっている人とかいると思うんですけども、
ミュージカル合唱団は吐息がすごく魅力的でした。
細部まで美しいというか。

松原剛志さんのロングトーン、教会過ぎる。
上から降り注ぐ声ということがテレビからでも分かる。

ここでトレンディエンジェル斎藤さんが
天に召される顔がカットイン。

いや斎藤さんもミュージカルいっぱいやっていますからね、
知っているからこその喜びというか、
でも間近で見たことある人がこの表情ということは、
ミュージカル合唱団、一切手を抜いていないということの証明ですね。

ラストサビで後衛も降りてきて、全員で前で歌うシーンは圧巻。
ミュージカルを見に行きたくなりますね。
(ただ私は出不精遠方人間なので、そもそも外に出ない)

そして最高のショーあるある。
余韻を味わうため拍手が遅い
(全体的に小さくなる)が出現して、終了。最高。
こんなのタダで観れていいんですか、違法では。

ものまね合唱団『YOUNG MAN』

紹介VTRから、たむたむさんが腹立つ。
たむたむさんの芸って何でこんなに腹立つのだろうか。
面白いと同じくらい腹立つ。
だからめちゃくちゃ面白いという意味。
披露していた、たむたむさんの氷室京介、めちゃくちゃ腹立つし、
ここではやっていなかったけども、全盛期の萩本欽一も、
めちゃくちゃ腹が立つので、是非検索してご覧ください。
たむたむさんの話ばかりになったので、一旦閑話休題。

Rocky石井さんの尾崎豊が、
ミュージカル合唱団にめちゃくちゃウケていて、
気持ち良いだろうなぁ、とは思いました。
だって絶対交わらない世界線じゃないですか、本来。
お笑い好きじゃない人にウケることが、
多分お笑い芸人にとって
一番気持ちの良いことなんじゃないかなって思います。
(伊礼彼方さんがめちゃくちゃお笑い好きの可能性はあるけども)
あ、似てます、勿論。

ラパルフェ・都留さんの森泉と山本高広さんの高橋克典の
コメディパートでは、ちゃんと合唱のほうも可愛いコーラスになって、
しっかり作られているなぁ、と思いました。勿論両者似ている。
というか似ていることは当然なので割愛しますね。

合唱前、がっつり緊張していたキンタロー。さんが、
トゥームレイダーをするなど、見所盛りだくさん。

ちなみに有識者いわく、
Mr.シャチホコさんの西城秀樹は似すぎらしいです。

歌ウマ芸人合唱団『secret base』

歌ウマという表記……これ、歌ウマの系譜だったんですね。
余談ですが、後衛の説明などは前回の放送(2023年)で、
ミュージカル合唱団がしたような紹介VTRが流れていたので、
そちらを確認すると、どういう音楽歴か分かります。
(私はこの2024の本放送が初視聴でした。
 あとから2023のTVerを見て、
 紹介VTRをしていたことを知りました)

さて、正直私はこの合唱がこの番組中、一番好きでした。
本当に最高の合唱だったと思います。
チャンス大城さんがめちゃくちゃ緊張しているシーンが入ってから、
合唱スタート。

まずめちゃくちゃ合っています。
声が、呼吸が、合っています。
練習量が垣間見えます。
後衛のコーラス隊もめちゃくちゃ綺麗です。

河邑ミクさんが上手すぎる。
ただそれだけ。聞き入るのみ。

ここでなすなかにし・中西さんが割って入ります。
本来、病気で休んでいた那須さんが入るはずだったと思います。
(2023では那須さんだったので、きっとそう)
でも私は好きでした。
歌になると声が変わる人っていますよね、
千秋さんとかそれが魅力的な人もいるのですが、
私はあんまり地声と変わらない、
粗品さんみたいなほうが好きなんです。
(あえていない二人で例を挙げました)
中西さんは声が変わらないほうで、
それが味になっていて良いなぁ、と思いました。

多分チャンス大城さんの蝉の鳴き声が入りつつ、
曲はクライマックスへ向かっていきます。

パーパー・ほしのディスコさんの歌から始まるパートが、
私は一番好きでした。
ほしのディスコさんの綺麗な高音は勿論、
コーラスが美しい。
まるで蛍が点滅するような刹那的なコーラスに、
聴き惚れました。

ここまで美しい合唱になったのは、
曲への解像度・理解度というのもあるんじゃないかなと思います。

歌っている方々の年齢(顔)を見ると、割と
『secret base』通ってきた世代のような気がします。
ここが合唱に出たような気がします。

合唱後、司会のDAIGOさんから言われた、
「笑いどころは一切無い」に対して、
狩野英孝さんが言った
「そう言われると せつないんですけど」はめちゃくちゃ笑いました。
『secret base』の切ないと掛けるな。

ものまね合唱団『バンザイ』

スタートの見せ方から上手い。
元々あった期待感が一気に上昇する。
山本高広さんの「キターーー」がコーラスとハモって、スタート。

みかんさんの土屋アンナは眉毛の位置が高過ぎる。
スタジオに本人いるのに、よくそんなことできるなぁ。

ほいけんたさんの「からだぐぅ~」は失格です。
桑田佳祐のものまねをしているのですが、やりたい放題だった。

nanamiの絢香で盛り上がるスタジオが割って入る。
確かに似ているし、歌が綺麗。

ものまね合唱団はマジで面白いし、巧いし。
次回も是非出場してほしいです。

歌ウマ芸人合唱団『がんばりましょう』

相変わらず、コーラスの声と呼吸が合い過ぎている。
合唱としての完成度はこの合唱団が一番だったと思います。

トレンディエンジェル斎藤さん、一曲目よりも声が出ていて、
調子が良い時のミラクル9みたいになってる!

高田ぽる子さんが映った!
R-1グランプリで発掘したんだから、
もっと普通のバラエティにも呼んだらいいのに。
歌も最高。

最後の締めの狩野英孝さんもカッコイイ!
やっぱりスター性に溢れているというか、
スターなんだなと再認識しました。

演歌合唱団『YAH YAH YAH』

一曲目は確かAdoさんの『唱』だったと思うんですが、
正直そっちは個々のセンスこそ抜群でしたが、
合唱としてはイマイチでした。
やっぱりここも
曲への解像度や理解度という要素があって、
そこが足りなかったのでは、と思います。
それに比べて『YAH YAH YAH』は歌好きなら、
必ず通る道だと思うので、
メンバーのテンションも『唱』より高かったと思います。

コーラスが演歌っぽいアレンジになっていて、
何かめちゃくちゃ良いです。
自分たちの色をしっかり出している合唱団、好き過ぎる。

二見颯一さんがまさに演歌というようなこぶしを見せてくれて、
すごく嬉しくなりました。
それでいて、ちゃんと曲に合っている。すごっ。

一条貫太さんの喋るような低音、カッコ良過ぎる。

一曲目で特に好きだった山西アカリさんも、しっかり巧い。
華がある。

大盛り上がりで終了。
最後のロングトーンも伸びが、声量がすごい。

ミュージカル合唱団『I LOVE YOU』

静かというか柔らかいスタート。
感情たっぷりに歌い上げていきます。
ハーモニーもとても綺麗です。

ただ河西智美さんを見ると、
どうしても黄金伝説を思い出してしまう。
歌は美しいです。

過去の恋愛を思い出す狩野英孝さんがカットインされつつ、
合唱、というか物語は後半へ。

【ひとつに重なり生きていく】のところで、
声がしっかり力強く重なるところも素敵。

そして伊礼彼方さん!
最悪、この番組を見なくてもいいので、
伊礼彼方(さん)で検索してください。
そう言いたくなるくらいの存在感。
圧倒的なリーダー。

MARIA-Eさんと小野田龍之介さんの
やり合い(で合ってるか分からないけども)
目線の合わせがめちゃくちゃ熱過ぎる。

……終わったあとの拍手小さっ。
余韻を味わうしかない。

ミリオン再生合唱団『浪漫飛行』

スタートから掴む伸びのある声。
跳ねるような歌声。
ボーナストラックみたいな雰囲気をあえて乗りこなし、
最高に瑞々しく、声を弾けさせている。

財部亮治さん、やっぱめちゃくちゃ良い。
虹色侍のずまさんは、
昔拝見した時よりもパワーアップしている。

合間にカットインしたTAKさんの英語も、
良いアクセントになっていて、カッコイイです。

コーラスだけの部分もすごく綺麗。

最後はペルピンズ・RIOSKEさんの
痺れるエレキギターのような高音でフィニッシュ。
最高でした。

最後に

あえて点数とか結果には触れませんが、
もう本当に最高でした。
絶対好きなアーティストが見つかると思います。

あと歌がエロいと思う人は必見!
絶対視聴したほうがいい!

それでは!
何か反響があれば、
こういった基本的に褒めるだけのテレビ記事noteも
書きます!

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