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妙齢であれば幾らかの知恵とコストを以て夏に向き合え

タイトルが全てである、夏の暑さとはどうにもならないものだ

暑熱順化という言葉と意義が多少知れ渡ったようには思うが、それを済ませた上で涼しい場所に行くのが良い。身体に馴染みが出たところで気温が下がる訳ではないのだ、身体的なダメージは人生に禍根を残す(かも知れない)

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・涼しいエリアを知れ

知性的に自転車に乗るのであれば、この先の人生に於いては"地名+気温"でググる事を習慣とした方が良い。上記に当てはめれば、軽井沢と野辺山の界隈は8月の日中でも25℃前後、佐久平で30℃程度だ

これを踏まえ、あなたの住まう場所に合わせた最適を探すのが良い

・気の利いたルートを引け

と言ったところで人間には得意と不得意がある、一例だが僕は下記のようにした。都心から始発で移動、当日のうちに帰宅する事を重要な点とした

都内~横川駅(輪行)

横川駅~軽井沢~佐久平(自転車 40~50㎞)

佐久平~野辺山方面(輪行)

野辺山方面~中央線方面(自転車 40~50㎞)

到着した駅~都内(輪行)


・青春18きっぷを買え

移動とはコストの事を指すのだ、年に3度の18きっぷのタイミングを逃す手はない。窓口へ行かずとも特急券の券売機でも買えるし、使い切れないようであれば金券ショップを駆使するのが良い

JRのみの制約はあるが、上記のルートの交通費が通常でおよそ6000円であるのに対して、その半額以下で済む。そのうえ佐久平~野辺山までの抜け道のないエリアを自走せずスキップする事もできる

・避暑地には人間がたくさんいる

存在するからという理由で観光名所や有名なお店に寄ろうと思うのは早計である。涼しく且つ栄えた場所には集光性のような力が働くのだ。よりシックな方を抜けるルートを描くのが良い、ローカルの古くからの魅力はそちらにこそ存在している

"自転車と〇〇を組み合わせました"みたいなのはコンテンツとしては一見すると魅力的だが、サドル上でのクオリティを高める方がより高純度で麻薬的な体験となるのだ

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この他にも要素の枚挙には暇がないが、このようなロジックで練ったサイクリングの様子が下記の画像である。妙齢であれば幾らかの知恵とコストを以て夏に向き合うのが良い

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