【セピア色の孤独】から小糸とシャニマスを考える

１．はじめに

高山Pがシャニマスの新規ロゴに込めた決意を明かしてから初めてのpSSRカード、それが【セピア色の孤独】福丸 小糸でした。

シャニマスはカードの実装順をかなり意識していると思っているので「何かあるのか？」と考え、引いてきました。性質上ネタバレを含んでしまいますが、私がコミュから感じたことを書いていきます。

２．福丸小糸≒八雲なみ？

小糸は学校の成績が人並み外れている。勉強する才能がある、と表現するのが正しいでしょうか。もしかしたら勉学の道を突き進んでいれば、ノクチル４人でアイドルを頑張るのとは別の未来があったかもしれません。

ワールプールフールガールズ より

でも、小糸はその道を……正確には、勉学だけを頑張る道を選ぶことはありませんでした。恐らくは、中学でのトラウマによって。

間違いではないように より

小糸と小糸の母親、八雲なみと天井努が重なったのは、私だけではないと思います。八雲なみと天井努の物語は、アイドルとプロデューサーという特別な関係でだけ起こるものではなく、誰の身にも起こり得る……そんなことを考えました。

３．「見つけた」のは誰？

今回のコミュのセリフ「見つけてくれて、ありがとうございます」は、小糸からプロデューサーへの感謝の言葉です。

見つけたられた小糸

でも、シャニマスの新規ロゴに込められた「異なる未来」を内包していくという思いから考えると、違うものが見えてきます。

シャニマス新ロゴ

たしかに小糸の素質を見出した……つまり見つけたのはプロデューサー。でも、アイドルを続けるという可能性を選択したのは、「見つけた」のは、小糸。ってことなのかな？私にはそう見えました。

見つけた小糸

４．「間違い」とは

イベント名「間違いではないように」
これに様々なものを感じました。

小糸が選んだ道、それが間違いではないことを母親を含めた周りの人に示すために。そして、全てが繋がる今だからこそ、母親が指定する中学へ「行かせた」のは間違いではなかったと示すために。

そして２８３プロが今ここにあること、八雲なみと天井努だけではなく多くの物語の先にあるこの場所が、あるいは未来が、間違いではないことを示す。

それが５周年を迎えるシャニマスの決意でありプロデューサーの決意……なのかな？私はそんなふうに感じました。

白いツバサ

５．終わりに

本当に多くの人に【セピア色の孤独】のコミュを読んでほしいな～と思っています。シャニマスの決意！とか、そんなことじゃなく……４月から新生活を迎える人とか、ちょっと新しいことを始める人とか。小糸の頑張る姿に励まされる部分も多いと思います。

もしこの記事を見てまだコミュを読んでないって方がいたら、ぜひ読んでみてください。おすすめですよ。