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【シャニマス】セヴン#スから天井努を考える

1.はじめに

タイトルの通り天井努を考える記事です。ありとあらゆるシャニマスのネタバレを含みます。遠慮は一切しておりませんので、ご注意を。それでは始めます。

2.プロデュースは終わらない

みなさんはシャニマスの育成シナリオW.I.N.G.編で優勝できず敗退したことがありますか?私はあります。何度も何度も何度も。最初に育成するアイドルとして選んだ果穂は特に。

私は敗退の度にアイドルへ謝ってきました。ごめん、ごめんよ。俺のせいだ。ごめん。それもあって初めて優勝した時は涙が止まりませんでした。

でも、育成シナリオ敗退は担当アイドルの人生の失敗ではないし、続きがあるはずですよね。

W.I.N.G.で優勝できなかったからといって、それで終わりのわけがない。再出発があるはずです。

【風穴】より

では、プロデュースとはいつ終わるのでしょう?ゆっくりゆっくりと終わりに近づいていき、ある日突然あっという間に終わるのかもしれません。でも、終わらないかもしれません。終わらせない限りは。

【そんなふうに終わるね】より

では本題に移りましょう。
それは、天井努のプロデュースは続いているのでは?ということです。

3.守る

天井努がアイドル八雲なみをプロデュースするその活動はとっくの昔に終わっています。

しかし、その後も八雲なみを守ることは続けていた。友人である弁護士と共に。例えば教師にとって生徒は十数年後の同窓会で会ったとしても教え子であるように、天井努にとって八雲なみはアイドルではなくとも「担当」だったのではないでしょうか。

そして、八雲なみの娘である斑鳩ルカも、当然守るべき対象だったはずです。セヴン#スの中で「ママは大丈夫だ」という天井努のセリフがありました。これは実際に天井努が発した言葉かは確証がありません。しかし、少なくとも斑鳩ルカは天井努がその言葉を使うイメージがあったはずです。

八雲なみを守る意思、そして斑鳩ルカを安心させる意思。

4.人並み外れたプロデュース力

そしてここからが本題なのですが…

283プロは美琴曰く「変わってる」事務所です。それはなぜ?一つの答えとしては、天井努がそうプロデュースしたから、ではないでしょうか。

この事務所を、そしてこの物語の主人公であるプロデューサーを、プロデュースした。

プロデューサーを操り人形のように操った、という表現は適切ではないでしょう。素質を見抜き、可能な範囲でやりたいようにやらせる、というイメージです。ただ、その影では天井努が密かに補助をしていたのでしょう。

【雲なんて吹き飛ばして】より …雲?

結果として283プロは「変わった」事務所になった。

そして、私が思うにそこから天井努は3度ほど手を加えた。

それは…
①美琴を事務所に招いた。
②斑鳩ルカを挑発した。
③八雲なみの防御を解いた

この3つ。

【call】より

まず、美琴をプロデューサーに引き合わせた。この時、天井努は斑鳩ルカがユニット解散後にどのような売り出し方をされ、SNSなどを通じてどんな精神状態であるかを知っていたはずです。そして、なぜユニット解散に至ったかもある程度はわかっていた……と思います。

【O】より

そして斑鳩ルカを挑発する。「敵は誰?」と。斑鳩ルカは「オマエが触ったものなんか欲しくねェよ」と言葉の上では美琴と決別しました。でも、誰が見ても内心では未練しか存在しないことは明らかです。

【ライファーズ】より

挑発することで、斑鳩ルカに敢えて強くSHHisを意識させた。そして次に……アイドル「八雲なみ」の防御を解いた。八雲なみのドキュメンタリーなど様々なものが企画され、トリビュートギグが形となった。

にちかは様々なトーク番組に出演し、八雲なみに憧れているのは芸能界では周知の事実。ならばSHHisはどのような形であれ企画に関わる可能性が高い。実際にそれは実現し、そして斑鳩ルカも張り合うような形でそれに参加する。

【unrecorded】より

トリビュートギグを通し美琴はSHHisとして未来へ進んでいることを斑鳩ルカはようやく知ることになりました。そしてSHHisもユニットとしてスタートできたように思います。斑鳩ルカの苦しみは相当でしょうが、未来へ進むためには必要なことだった……と私は思います。

どこまでが天井努の筋書きであったのか。

4.「283なくて翔べるから素敵ね」

私はこれまでも、今も、天井努に守られることで283プロは存続できていると確信しています。

「BRILLI@NT WING」から始まったWINGの名を冠する一連のシャニマスの楽曲シリーズ……言ってみればこれは天井努が守ったものの象徴なのかな、と。

次の「CANVAS」シリーズは、プロデューサーから天井努への挑戦、これまでとは全く違うものを描こうとしていると考えられます。例えばユニットの雰囲気が大きく変わるような楽曲とか、様々な要素が考えられます。

あくまで妄想なのですが……
そのCANVASの中で現在の283プロメンバーだけじゃなく、斑鳩ルカの未来も描くことはできないのかな。そう思わずにいられません。

と、ここで唐突にある歌が思い浮かんできました。

空になりたい 自由な空へ
翼なくて翔べるから 素敵ね
空になりたい 好きな空へ
雲で夢描けるから

音無小鳥さんの歌う「空」です。CANVASって、つまり空なの?守られた283がなくても夢を描くことができるの?

そうなの? / そうだよ

さて、この記事はここまでにしておきましょう。283プロの未来、シャニマス5thライブ、そしてCANVASシリーズ、楽しみですね。ではでは。

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