記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

【シャニマス】ここまでのシャニアニ2ndから感想を書く

1.はじめに

この記事はシャニアニ2nd(アニメ「アイドルマスターシャイニーカラーズ」2期)第二章先行上映までを見て私が感じたことを書き残しておくための記事です。ネタバレを含みますので閲覧時には注意をお願いします。ではいきましょう。

2.+ストレイライト

ストレイライトがとにかくかっこよかった!特に印象的だったのがネオンライトロマンサーの光るギミックでした。3人のダンスも高いレベルであることがうまく表現されていたと思います。

シャニソンMVより

その一方で、私が注目したのは真乃の表情でした。

シャニアニ1st(便宜的にアニメ「アイドルマスターシャイニーカラーズ」1期のことをこう表記します)の第1話、アンティーカのパフォーマンスを見たときの真乃の表情との違い……というか。

アンティーカを見た後は、もう単純に感動が伝わってくるような表情。「すごい……!」って顔にまんま書いてあるような、あるいはまだ遠い世界を観客から眺めているようなイメージ。

ストレイライトを見た後はたしかに「すごい……」なんだけど、そこに「私も負けていられない」というような、ステージに立つアイドルとして対抗するような感情があったように私には見えました。

だから……

ストレイライトという新しい色が加わり、283プロの中で冬優子の「負けない」に象徴されるような対抗心や向上心がより色濃くなったのかな?と私は感じました。真乃の表情・感情がフォーカスされましたが、真乃がそう感じているとき、周りも多かれ少なかれ同じ感情をいだいているものだと私は思っているので。


3.ユニットと個

ハロウィンライブでのシャッフルユニット……もうパフォーマンス最高でした!!!!!!!!!あまりにも感動して私は涙を流しました。

私の感動の量をビックリマークの数で表現していてはこの記事が埋まってしまいます。それはXなどでやるとして、私がシャッフルユニットについて感じたことを書いていきます。

自分がアイドルとしてどうなりたいかを考えるというテーマも含めた今回のシャッフルユニット。


283プロではユニットとしての活動を推奨しているところはありますが、彼女たち自身の強みであるとかやりたいことも意識してほしいという意図があったのでしょう。

たとえば真乃のチームで言えば……
真乃、霧子、智代子、千雪、冬優子

おそらくかわいいパフォーマンスがテーマになるってなんとなくわかりますよね。話を仕切るのはおそらく冬優子で……みたいな。このハロウィンライブ、実はプロデューサーの計算というか、各ユニット毎の流れは考えられていたと私は思っています。


他には灯織で言うと……灯織は元々パフォーマンスをしっかり磨いていきたいって思いがあるはずです。ただ……

(少し乱暴な表現になります)
恋鐘:表現力最強
夏葉:フィジカル最強
あさひ:センス最強

みたいなとんでもないユニットの中で、自分に足りないものがたくさん見えてくるはず。灯織ならそうやって見えてきたものを自分の成長につなげられる。だからこそこのユニットのメンバーに選んだ。もし灯織が折れそうになったときには夏葉か恋鐘が支えてくれるだろう。

みたいに、それぞれ意図があるんじゃないかな?という考えです。


少し話を戻して真乃のいるユニットについてですが……

真乃:
霧子:楽曲の雰囲気や世界観の提案
智代子:ムードメイカー
千雪:衣装・小物デザイン
冬優子:実質的リーダー、衣装デザイン

※あえて乱暴に書いています。各メンバーがそれだけをやっていたわけではないので。

こう見ると真乃の明確な役割がないようにも思えます。こういった状況から、真乃の気持ちが少しずつ落ち込んでいったのかな、と。おそらくこれはプロデューサーの意図とは少し外れた流れだったと思います。

ただ、これが智代子・千雪と一緒に「自分がアイドルとしてどうなりたいかっていう悩みは、多かれ少なかれみんな抱えているもの」ということを共有するきっかけを生み、真乃が積極的にユニットのことを提案する流れができるわけですから。結果として見るとすごく良いチーム編成であったと思います。


少し話がそれますが……ふと思いました。

真乃が衣装や小物のデザインを描いてきたメモを見せて、じゃあそれを原案として衣装や小物のデザインを詰めていこう、となったとき。千雪と冬優子が中心になって形にしていったと思うんです。その流れは想像するしかありませんが、きっと楽しいものだったろうな、って。

補足:
千雪は前職が雑貨屋店員。小物作りが趣味。
冬優子は服飾系(推測)の専門学校生。


そういえば……智代子はみんなが話を進めてくれるところを(深層心理としては)支える側に回ってしまっていたところもあるのかな?まぁそれはおいおい……


4.+ノクチル

ノクチルの天塵をなぞる形から始まったシャニアニ2nd第二章。透めちゃくちゃかっこよかった!!!一生懸命にダンスの練習する小糸かわいかった!!!……と、それはそれとして。

天塵

ノクチルが283プロに与えた影響を私は考えていました。おそらくストレイライトのときのようにノクチルのデビュー時の映像を多くのアイドルたちも見ていたことでしょう。それがどんな結果を生むのか。


まず、テレビ番組の関係者たちについて。彼らがノクチルに対してやったことを考えていきます。

・パフォーマンスが水準に達していないと判断
・口パクの方がマシと判断
・透にフォーカスすることで注目されると判断
・透との受け答え中、会話の主導権を渡さない

天塵公開時からこの問いはずっとあったと思いますが、これらの行いは悪なのでしょうか?


小糸はいっぱいいっぱいになっていたと思われ、整えられた音源の方が(業界人としては)マシなのは事実としてあるでしょう。並外れたルックスと透き通るような声を持つ透にフォーカスした方が注目される可能性が高いですし。そもそもライブがどうとかこだわっている番組ではない。

透がメンバー紹介しようとしてできなかった流れは、その直前の会話から透に進行を任せる危険性を認識するのに十分であり、尺の関係上ヤバいという事情もあったのでしょう。

つまり彼らにとってはいたって普通のこと。もちろん「ノクチル」を応援する立場からしたら腸が煮えくり返る部分はありますが……


そのような中でノクチルはそのまま「ノクチル」を披露したわけです。テレビ関係者だけではなく視聴者からしても普通ではない、異常なことを。

ではそんなノクチルを283プロの他のアイドルたちはどう見たのか、ということを考えていきます。


私は……

自分が何をやりたいのか、どう在りたいのか、それを自分へ問う力がより強くなったのではないかと思っています。

ノクチルのやったことが一般常識的には正しくないことは明らかなんですが、自分のほんとの気持ちの先ではない方向へ進むことも正しいと言えるものではないから。


シャニアニ2ndにおいては

咲耶の考えとして、アンティーカのメンバーがアンティーカから離れたとしても、そこに本当にやりたいことがあって輝けるのであれば受け入れなければならないと考えたり……

あるいは千雪がどうしても自分の気持ちを抑えきれずに、アプリコットのオーディションを受けることを決めたり……

そういった意味でノクチルのデビューとどこか繋がりのあるエピソードが選出されたのかな?と思っています。


5.園田智代子

三章への予告が公開され、そこで智代子にフォーカスしたエピソードがあることが確認できました。

キービジュアルでも智代子が選ばれています。

私はこれがとても嬉しかったです。

というのも、園田智代子のことをもっと描いてほしいという願いがあったからです。


放課後クライマックスガールズ(放クラ)のメンバーでは、果穂はセンターですしシャニアニ1stでは4話で彼女のヒーローへの思いが強く語られました。

樹里はシャニアニ1stの1~4話の中で表情の変化、アイドルへの取り組みの変化が少しずつ描かれました。

夏葉は放クラのメンバーを、シャッフルユニットでは灯織を、ときにはプロデューサーすらも導くという役割がありました。なので、シャニアニ2ndの放クラの回があるとしたら智代子、あるいは凛世が中心になるといいかな、と思っていました。どうやら私の願いが叶いそうです。

智代子と放クラについて私の知っているエピソードプラスアルファで何かありそうな感じもあるので、そういった未知の部分もとても楽しみにしています。


6.おわりに

真乃と透の会話についても書きたいことがあるのですが、彼女たちの話は三章でもまだ続くようです。なので、そのときにあらためて書こうかなと思っています。

今回、アンティーカとアルストロメリアについてはあえて記事に書くことを避けました。もう私からは「号泣した」という結果だけでいいでしょう。あの2エピソードは。それ以上は蛇足のように思えてしまったので。

では第三章公開の後であいましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?