ソーシャルデトックスをして海の京都を満喫した2024夏
最近、薄々と感じてはいた「人疲れ」。
この何ヶ月かは朝5時前に目が覚めて、家事をしてから仕事をし、集中力が切れたら筋トレもしくはランニングをしてから食事をしてからお昼寝を10分し、そこから集中して仕事を一気に片付ける。
そして、夜になるという日々。
ちなみに、遅くても22時には就寝している。
単純ではあるけど、ここに他の仕事やら飲みのお誘いがあると穏やかではいかなくなる。
ここ最近は、人がらみの予定が立て込んでいた。
刺激的ではあるが、合わせるのに疲れる。
そんなことを薄々と感じてはいた。
自分の心と同調できる余地があるのであればまだいい。
それすらもできていなかったと気付かされたのが、海の京都への旅だった。
そんな旅の記録をまとめたいと思います。
東京〜人混みを避けた京都散策〜京都サンガスタジアムへ
朝の通勤ラッシュを避けて東京駅に向かい、新幹線に乗りいざ京都へ。
新幹線はもちろん、N700s系です。
N700s系は前後感覚が広く、全ての席にコンセントがついているのがいいんです。
午前中でしたが、道中ではビール片手に明太フランスをつまみにして、堪能しておりました。
旅、最高ぉぉぉ!!!
そんなことを思いながら、あっという間に京都着。
新幹線のドアが開いた途端のもやっとした暑苦しい空気は、忘れることがないでしょう。
東京とはまた違った暑さで驚きました。
今回の京都市内散策のテーマは「人混みを避けること」。
人疲れしているのもありますが、なんせコロナなどの風邪にかかりたくないのでこのテーマにしました。
最後の最後まで、京都水族館に行くか鉄道博物館に行くかを迷っていましたが、かわいい生き物たちに癒されたいという思いが勝ったので、京都水族館へ行くことにしました。
人はまあまあいましたが、海外の方はほぼ見かけていなかったですね。
オオサンショウウオ、クラゲ、チンアナゴ、ペンギン…見所万歳で全く飽きなかったです。
個人的には、チンアナゴとニシキアナゴの可愛さに心を掴まれ、勢いでTシャツを購入していました。
海の生き物たちを満喫したあとは、ラーメンを食べに行きました。
京都ラーメン、大好きなんです。
天一も好きだし、新福菜館も好きだし、第一旭も好き。
まあ、ラーメンなら何でもいいんです。
今回は、梅小路にある「ラーメンゆう」へ行ってきました。
京都では初めて個人店のラーメン家に入りましたが、これが当たりでした。
私は醤油を食べましたが、あっさりだけどそれなりにパンチがあるのがよかったです。
もちろん、ビールも購入。
たまたま入ったお店が当たりだと嬉しいですね。
お腹も満たされ、いざ亀岡へ。
応援している「名古屋グランパス」の試合を観に行くというか、応援するためです。
山陰本線の園部行きに乗り、あっという間にサンガスタジアムに到着。
ドキドキしながらキックオフを待ちながら、スタジアムの景色を味わっていました。
先日、長年ゴールを守っていたGKランゲラック選手が今シーズンで退団することが発表され、初めてのゲーム。
ランゲラック選手へのコールだけでも涙腺が崩壊しそうだったのに、この後に大好きな10-FEETの「Fin」がスタジアムで流れたもんだから、試合前なのに崩壊しました。
サンガスタジアム、みやすいからめっちゃ好きです。
試合については、まあ…仕方ないんじゃないですかね。
普段は大人しくしていますが、選手が挨拶にきたときには「次!次!大丈夫やから!」って気づいたら叫んでました。
なんか伝えたくなってしまったのよね。
最近、自分が立ち上げた協会YouTubeチャンネルに前向きなコメントがくると、次も頑張ろうって思えますもん。
選手たちが前をむける振る舞いや言葉選びをしていきたいと、改めて思いましたね。
今回の旅は防犯の面もあってSNS上で所在を明かさないようにするつもりでおりましたが、試合後にXをアンインストールすることにしました。
せっかくの遠征なのに、みたら心が傷むやろなって。
本格的なソーシャルデトックス旅の始まりです。
京都方面の混んでいる電車を横目に、反対方向の特急電車に乗って優雅に福知山方面へ移動しました。
海の京都は最高すぎた
2日目は、福知山駅からスタートです。
駅のホームに、何やら見覚えのある色の電車が止まっていたので、違うホームなのにわざわざ見に行ってしまいました。
京都サンガ×海の京都列車、ステキ!
特急きのさきだったと思います。
京都サンガって京都市だけのイメージがあるけれど、南丹や中丹、丹後地域にも認知向上させる取り組みをしているんやなと胸が熱くなりましたね。
嫌いなチームではないので、頑張ってほしいチームのひとつでもありますし、京都府全体のサッカーの認知度が上がると嬉しいなと思いました。
そうこう考えているうちに、反対方向の特急電車がきたので乗り、天橋立方面に向かいました。
天橋立駅で降り、バスに乗り換え、揺られること1時間。
念願の伊根町に到着しました。
本当はね、去年行くつもりやったんですけどね。
家庭の事情とやらで行けなくなりました。
東京ダービー、憎し…これ以上は黙っておきます。
伊根町に着いたのがお昼だったので、伊根のバス停からほど近い「FUNAYA KAJIYA 神慈や」でまずは腹ごしらえと飲水タイム。
そして、舟屋とキレイな海を満喫しました。
どこの沖縄かと思いましたね。
一昨年初めて天橋立へ行き、阿蘇湾のキレイさにも驚いたのですが、それ以上のキレイさでした。
荒んだ心が浄化されたといいますか、癒されたといいますか。
私、結構疲れてたんやなって、ようやく自覚しました。
波長が合う人たちとのやり取りはまだいいけど、厄介ごとを押し付けてくる方々との付き合い、関わりたくないところとの付き合い…など。
今後仕事に繋がることがあるかもしれないからと思って無理して関わってきたけど、もういいやって。
世界は広いし、日本も狭いようでまだまだ知らないことがある。
自然の力で手離すことに前向きになれた気がしました。
自然に触れてあっという間に帰る時間になり、天橋立駅まで向かう丹後海陸交通(略して丹海バス)に乗り、バスの発車を待ちました。
どうやら近くでトラブルがあったようで、運転手の方が走って現場に向かわれました。
そして笑顔で戻ってこられ、いざ出発。
何事もなくてよかったと安堵し、車窓からの景色を楽しんでいました。
癒される…そう思っていたら、急に停車。
何事かと思ったら、子猫ちゃんが飛び出してきて急ブレーキをかけられたとのこと。
我が家にも猫がいるので、子猫ちゃんの安否が気になりましたが、怪我もなく元気だった模様。
運転手さんがバスを降り、子猫ちゃんを安全な場所に退避させてくれました。
思わず、拍手してしまいました。
優しい運転手さんでよかった。
心が温まりました。
1時間ほどで天橋立駅に着き、普通列車で舞鶴方面へ向かいました。
念願だった、ビールを飲みながら由良川陸橋の景色をみることも叶えました。
天橋立プレミアムビール、おいしかったです。
とある駅で電車を降り、農村の景色を堪能しました。
田んぼの匂い、久々に嗅いだ気がする。
祖母の家が田園地帯だったので、懐かしく感じました。
もう一泊して、京都駅へ。
八条口にいい居酒屋をみつけれたので、嬉しかったです。
帰りは地震で新幹線が止まってしまい、どうなることかと思いましたが、運良く終電で帰宅。
大好きなサッカーと海に触れて、生き返りました。
SNSをはじめとするツールが普及し、便利になった反面、疲れることも増えたなと気付かされました。
人付き合いばかりで、自分自身の心身と向き合う時間もなかったのかもね。
そんなことを思いました。
今後も最低でも週に一回はスマホを触らず、SNSから離れる時間を作っていこうかな。
そして、いつか海の京都と呼ばれる地域に移り住みたいなという、新しい夢ができました。
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