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推しチームの応援ではないけれど「人間らしさ」に気づいた清水遠征

こんにちは!ゆず胡椒研究家のあおさんです。

昨年、応援している名古屋グランパスの試合を観るため、ルヴァンとリーグ戦の二度清水へ行きました。

実は、清水は昔住んでいた場所。

当時は仕事がキツかったことと上司からネチネチと攻撃される毎日で、正直苦しい思い出が詰まった街です。

だから、この10年あまりは足を運ぶことを敬遠していました。

息苦しくなるんだろうなって。

でも、時間の経過とともにあの頃の記憶が薄れていき、足を運んでみたくなったのが昨年のこと。

『コロナ禍』『戦争』

このあたりも、気持ちを動かすきっかけになりましたね。
思い返してみると、あの頃は何度清水の街に温かさと身近にあるサッカーに助けれたか。

いい思い出もあることに気づきました。

昨年二度清水へ行ったのにも関わらず『また来年も行けるからいっか』と思って、思い出の場所へ足を運ぶことを怠った結果、清水エスパルスが降格。

なんでやねん。

今年は行けないかなと諦めていたけど、昨年まで名古屋グランパスにいた吉田豊選手と宮原選手をみれるとのことで、清水まで足を運んでみることにしました。

お二人とも、功労者ですしね。

ちなみに、宮原選手が所属している東京ヴェルディ。

以前は好きでしたが、なんでしょう。

当時、色々な距離感が近すぎてしまい、観ること自体が苦しくなってしまったチームです。敢えては書きません。

でも嫌いというわけではなく、今は無関心に近いですね。DAZNでは観るので。

なので、こちらも時間の経過とともに足を運ぶことがあるかもしれませんね。

前置きが長くなりましたが、お酒に酔った勢いで『ぷらっとこだま』で東京⇆静岡の新幹線を手配しました。

早めに手配しておけば取れますし、往復10000円でビール2本引き換えれるのは嬉しい。


そんなこんなで当日。

朝4時に猫に起こされ、記事と動画を仕上げてから出発。

新幹線では、プロレスのTAJIRI選手の「少年とリング屋」を読みました。

自伝ではなく、小説です。

一気に引き込まれてしまい、あっという間に読破。

TAJIRI選手の本は何冊か持っていまして、読むと文章を書き残したくなるんですよね。

特に遠征時に読むと、記録を残したくなるんです。

読み手に何かをしたくなる文章力と表現力、すごい。

そして、途中から隣にファジアーノ岡山のサポさんが座ったので、色々お話しできました。

『他サポは敵ではなく、仲間』

そうでありたいと思った瞬間でもありました。

昨今、Twitterでの場外乱闘を目にすることが多いけど、それはSNSの弊害ではないかなと思っています。

実際に顔を合わせたときに実際に言い合うなか殴り合うのか、それとも何も言えないのか…きっと何も言えないやつがSNSでイキってるんだろうな。

そんなこんなで静岡駅に着いたので在来線に乗り換え、清水駅へ。

清水銀座商店街など、西口をぶらぶらしていました。

清水銀座商店街は当時の面影があったけど、再開発で結構変わっていました。

これも時代の流れですね。

昨年は2回とも東口から少し歩いたところにある『魚市場食堂』で昼食を食べましたが、今回は住んでいたときから気になっていた西口にある『いわし料理善』へ。

あの頃は再開発されていなくて古い店構えでしたが、ずいぶん新しくなっていました。

迷いに迷い、ちょっと豪華な刺身盛り定食(1600円)をいただきました。



ボリューム満点!


お刺身が分厚い

残念ながら、この日は生のいわしが未入荷とのことで、いわしの刺身はありませんでした。

でも、他のお刺身もめちゃくちゃおいしい!

いわしのつみれ汁や南蛮漬け(マリネ?)もおいしかったです。

いっぱい食べたので、約5.6キロ先にあるIAIスタジアムまで歩いて向かいました。

途中で、ちびまる子ちゃんでも出てくる巴川沿いを歩き、

エスパルスのショップ『エスパルスドリームハウス』にて、吉田豊選手のタオルを購入しました。

パルちゃんと

無事に、IAIスタジアムに到着。

ホーム側のメインは初

天気がいいので、乾杯。

静岡といえば静岡麦酒

この日は強風だったので、どちらのチームも大旗が風になびいてキレイでした。

試合は荒れに荒れて、おいおいと思いながら観ていました。

多分、これがグランパスの試合だったらぶち切れてビールを飲みまくってるだろうな(SNSに書くようなダサいことはしないけど)。

人間は特定のものに思い入れがあるからこそ、感情的になりやすいものです。


残念ながら吉田豊選手はベンチ外でしたが、宮原選手の躍動には嬉しく思いました。

今年は怪我をせずに頑張ってほしい。


試合は2-1で、清水エスパルスの勝ち。

選手スタッフとサポーターが喜び合う、貴重な光景をみれました。

喜びで溢れるホームスタジアムの雰囲気は、いいものです。

選手の群れの中に、スーツ姿の吉田豊選手も発見!

欲を言えば、宮原選手との対決をこの目で見たかったです。

しかし、いいスタジアムだ。

青空にオレンジが映えるね

来年は、グランパスの試合でIAIスタジアムに行けますようにと願い、スタジアムを後にしました。

帰りも巴川沿いを歩きましたが、途中で買ったばかりの吉田豊選手タオルが風に飛ばされて紛失…。

いつか、どこかでみつかるでしょうか。


またまた歩いて清水駅まで向かったのですが、必ず立ち寄るところがあります。

それが、エスパルスドリームプラザ内にある『駿河みのり市場』

夕方に行くと、美味しいお惣菜を格安でゲットできます。

お惣菜とお寿司を調達して、新幹線内での宴の準備は完了。

清水駅では、吉田豊選手ののぼりと一緒に写真を撮りました。

後ろに富士山がみえます

静岡駅で乗り換え、ぷらっとこだまのドリンク券をビールと忘れずに引き換え、新幹線での宴開始。

値引き品だけど、めちゃくちゃ美味しいお惣菜。

ビールがすすみます。

あっという間に、東京着。

推しチームの遠征ではないけど、存分に楽しめました。

私の遠征のモットーは、

『超美味しいビールを飲むために、サッカースタジアムへ行く』

家で飲むビールよりも、居酒屋で飲むビールよりも、断然美味しい!

そして、勝者がいれば敗者もいる。

歓喜、怒り、喜び、悲しみ…。

時には涙も流すし、緊張で震えることもある。

色々な感情を味わえたり移入できるのも、スタジアムだからこそ (だからって暴言や暴力はあかん)。

今の時代、日常生活でこんな感情を味わえるってなかなかない気がしています。

リアルの場に触れることが少なくなってきたからなのか、オンラインの普及なのか。

スタジアムでのサッカー観戦は、人間らしく感情的になれていいよなって。

DAZNでも推しチームであれば叫んでいますけど、興味のないチームの試合には引き込まれませんからね。

そんなことに気づいた、清水遠征でした。



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