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【塩、水で3.5日間断食挑戦してみた 回復期後約4週間編】

塩、水断食前は、
「回復期後編」を書くことになるとは
カケラも思っていなかった。

回復期後編を書こうと思った動機は4つ。

いずれも、ここまで意識が変わることになるとは
断食前は思いもしなかった。

・胃が小さくなった

断食経験者の方々が散々仰っていて、でもどか食い体質の自分には無縁だろうと思っていた「胃が小さくなる」。驚きしかないが、今はどか食いしたくなくなった。ストレスが溜まると何か食べたいと脳が叫ぶのだが、お腹は、お腹いっぱいだよ、とか、まだお腹空いていないよ、とか、言ってくれる感覚。こんなものを自分が習得できるようになるとは思わなかった。

・炭水化物への欲求が減った

回復期後の一番の驚きは、炭水化物への欲求が減ったことだ。おにぎり大好きだった自分はどこに行ったのかと思った。

2週間ほど、嗜む程度に美味しいおにぎりを食べる日が週2日あれば満足できる日々を過ごした。

自分にしては画期的なことだった。

一方で、GWを挟んで気づいたこともある。

炭水化物も、物理的な食べる量より、糖質量で、どか食い感覚が麻痺していくのだということ。

糖質量をとるほど、どか食いできる側に戻っていく。

GW期間はストレスで嗜好品である糖質をパカパカ食べた。5日ほど連続で。

そうしたら見事にどか食いレベルが上がった。頭の空腹に対して、お腹からの抑制が効かなくなった。 

糖質は、カフェインやアルコールと同じく、依存性がある食べ物だと知識だけでなく体感として納得した。依存性があると、例え胃が小さくなっても、お腹がいっぱいでも、食べたい欲求に抗うことが難しい。


・タンパク質が必要だと気づいた

炭水化物なしでお腹を満たそうとすると、タンパク質は必然だ。糖分の少ない野菜類や海藻類でお腹を満たすのは、かなり無理がある。しんどい。

タンパク質は、炭水化物ほどではないがお腹がそこそこ膨れる。素晴らしい食べ物だ。炭水化物を減らすためにはタンパク質を摂ることが大切。今まで炭水化物が減らせなかったのは、タンパク質が足りていなかった。ということも知識だけでなく体感として納得できた。

・運動大切

ストレス解消のためにこそ、運動が大切なのだと、やっとわかった。

食べている理由の大半は、ストレス解消なのだ。断食を共にしてくださった方が「暇つぶしのために食事をしている」というような話をしてくださったのだが、暇つぶしするような暇がないにも関わらず食に走るのは、なんのことはないストレス過多なのだ。深夜のストレスは覿面に食欲に跳ねる。

このストレスを食以外に発散させるには運動が便利なのだ。

発達性協調運動障害の自分がこんなことを言い出すようになるとは、断食前は想像もできなかった。だがしかし、食でストレス解消できないとなれば、他の手段でストレス解消が必要になる。結論として運動が時間効率的にいい。読書でストレス解消するよりも。セラトニンありがとう。

サポートは全額、お世話になっていた児童養護施設への寄付に充てさせていただきます。