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メニエール病診断まで

あくまで n=1。

大前提として
2020/09/20現在の当方の主要治療方針は
1.良質な睡眠
2.毎日1時間以上の有酸素運動
3.減塩食
です。

ただ、
発作時は今今急性期の範疇のため
ステロイド投与もしています。

めまいと難聴がある程度回復したら
毎日の有酸素運動に努めます。
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メニエール病診断まで


A.8/13(木) メニエール病疑い


1.回転性めまい発作。回旋混在性の眼振あり。投薬ありで5時間半。
2.低音の難聴。45dB。かつグリセロール検査が陽性。
3.発作後の各種検査より中枢神経疾患などが除外できた。

B.8/29(土) メニエール病仮診断


1.回転性めまい発作。回旋混在性眼振あり。投薬ありで5時間。
2.中等度難聴75dB。

C.9/2(水) 専門医より診断確定と今後の方針整理


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メニエール病の診断。
誤診も多いと聞く中
定義上該当が分かりやすい例だったもので
短期間で診断がついた方でした。


A.8/13(木) メニエール病疑い
1.回転性めまい発作。回旋混在性の眼振あり。投薬ありで5時間半。
2.低音の難聴。45dB。かつグリセロール検査が陽性。
3.発作後の各種検査より中枢神経疾患などが除外できた。

はじめてのめまいは
8/13(木)の就業直後にありました。
立っていられない、
その場に崩れ落ちるしかないめまいと嘔吐が
5時間半ほど続きました。

自力どころか、他者介助があっても
立てる気がしない。

人生初のめまいでした。

突発性難聴などの知識自体は多少はあったので
「やっちまった」
が真っ先の感想ではありました。
眼振がある状態で
総合病院で受け入れてもらえたのは
幸いであったといえます。

以下で自己相対での睡眠不足、運動不足もあり、問診的にもスムーズでした。自動記録型ライフログ万歳。
1.7/27以降、8/13まで連続睡眠時間の最大が3時間、が続いていた。
2.7/27以降、2018年から基本継続してきた週5時間以上のヨガの時間がほぼゼロに。1日の歩数が1000歩切る日が週3以上あった。

結構残念な有様での受診だったこともあり
当然のように入院の打診がありましたが
この手の生命には直接関わらない病気の時の主治医とのコミュニケーション対応はある程度の慣れもあり、
状況判断から必要時の通院と日常生活改善での様子見としました。

有酸素運動に関しては危機感からも
翌日から日常生活を切り替えました。
が、8月中旬当時自分が手放せなかったのは
睡眠時間の抑制と、
その睡眠時間を維持するための食生活でした。

初回のめまいは強烈な体験ではあり
これが頻回だと
仕事どころか日常生活ままならない
という危機感はもちろんありました。

寝付けはするけれど、
3時間もすればはっと目が覚める状態が
あまり健全なものではない自覚もあり
耳の不調の9割はこれだろうと
すぐに思い当たりもしました。

同時に、目が覚める事案が
自身が手を動かす以外には
解消し難い自分自身の課題なことも
自覚がありました。

有酸素運動以外では
自分を緩めるために予定していたものこそを
最優先で参加しよう
には切り替えもしましたが、
8月いっぱいは不眠解消までは至らず。

元々あふれていた分
8月中旬当時の軽度難聴での
テレカン困難も相まって
最優先のタスクと
真っ先に切り捨てるものの切り捨てだけで
手一杯だったのも実情でした。

そんなわけで
8/29(土)に2回目の5時間近くの発作を起こし
追加検査もいただき
メニエール病の診断となりました。

B.8/29(土) メニエール病仮診断
1.回転性めまい発作。回旋混在性眼振あり。投薬ありで5時間。
2.中等度難聴75dB

初回より発作後の体調不良が長引いたのも
しんどかったですが
一番危機感をもったのは
難聴が進行したことでした。

声変わりした男性の声は
ほぼ聞き取れない。
切羽詰まった高校生の声が聞こえなくなったのは
いろいろクリティカルでした。

3人以上のテレカンもほぼ聞き取れない。

テキストコミュニケーションで済むものは
テキストに倒せばいいだけですが
ネットワーク越しでやりとりできないから
電話になっているわけで。

自身の役割、機能として
明日もっと悪化した時
引き継げることがあるとしたらなんなのか。
棚下ろすいい機会になりました。

C.9/2(水) 専門医より診断確定と今後の方針整理
で、自分の中では方向性が整理でき
各方面に居直り、今に至ります。

2020/09/22現在は
軽度難聴の範囲内です。

1.良質な睡眠
2.毎日1時間以上の有酸素運動
3.減塩食

で気長に回復させる予定です。
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今回の私の場合は
不眠、のコントロールが
できなかった55日間
が1番の課題でした。
運動ももちろん大切で切実でしたが
質の良い睡眠が得られないことには
良くなるものもならないのだなと。

基本的にどんなところでも
どんな場所でも寝られる
をモットーとしてきただけに
今回の経験は大いに反省があります。

一方で
どうやっても起き上がれる気がしないめまいや
基本耳鳴りがしていて
誰かが何か話していても
音としてはほとんど分からない
中度難聴を経験できたことは
今後活かせるところもありそうで
よかったです。

サポートは全額、お世話になっていた児童養護施設への寄付に充てさせていただきます。