知ってほしい。音楽性だけにとどまらないヨルシカの魅力
「ヨルシカって知ってる?」
「ちょっと聴いたことあるよ!夜に、浮かんでいた。のやつ!」
「あー!ただ君に晴れね!他には??」
「ちょっとわからない。。。」
会う人会う人とこんな会話を繰り返して早五年ほど。
最近では随分とヨルシカ好きの人々と知り合いになれてうれしく思いますが、まだまだいろいろな人にヨルシカの魅力を知ってほしい!
というわけで!今回はヨルシカの魅力について紹介していこうと思います!
ヨルシカって??
ヨルシカはコンポーザーのn-buna、ボーカルのsuisの二人によって2017年に結成されたロックバンド。
二人は顔出しを一切せず活動を行っています。コンポーザーのn-bunaの作品を純粋に楽しんでもらいたいという思いからこの活動形式をとりました!
そこにサポートメンバーという形でギターの下鶴さん、ベースのキタニタツヤ、ドラムのマサックさん、キーボードの平畑さんを迎えて楽曲の制作やライブを行っています。
ヨルシカの人気の秘密は??
ヨルシカの魅力として今回紹介したいのは美しい歌詞と作品のストーリー性です!
(たくさん挙げようとすると長くなってしまうので。。n-bunaさんの作り出すメロディーラインやsuisさんの歌声の良さは大前提とさせていただきます。。。)
美しい歌詞
ヨルシカの楽曲を聴いていて思うこと。それは日本語って美しいな!ってことです。
コンポーザーのn-bunaさんは「創作物」が好きで、その素養の片りんはいろいろなところに見ることができます。(最近の楽曲では日本古典から外国文学まで様々な文学作品をテーマに曲を書いているのだそう。。!)
そんなn-bunaさんが紡ぎだす言葉の美しさは他のアーティストと一線を画するところがあると個人的には思っています。
以下で私が個人的に思う日本語が美しいヨルシカの楽曲を紹介してみようと思います!
「都落ち」
この楽曲は平家の「都落ち」から曲のイメージを膨らませて作られた楽曲なんだそう。
「恋ふらく」などの少し古文ぽさのある歌詞が古文好きな自分にとってはたまりません!
「ただ君に晴れ」
冒頭でも上げましたがこの楽曲はヨルシカのYoutubeチャンネルでも最も再生されているヨルシカを一躍有名にした作品です!
夏を彷彿させるさわやかなメロディーラインが人気!
この曲でのお気に入りポイントは「絶えず君のいこふ 記憶に夏野の石一つ」というフレーズ。これはn-bunaさんが特に名前を挙げることの多い俳諧である種田山頭火の俳句の一節からとられています。
初めて聴いたときには「なんて美しい日本語を歌詞にするのだろう」と感動したことをよく覚えています。
このようにn-bunaさんの歌詞へのこだわりはヨルシカの楽曲の魅力をより一層引き立てている要因の一つです!
ヨルシカが気になってきたそこのあなた!ぜひその歌詞にも注目して聴いてみてください!
作品のストーリー性
音楽にストーリー??と言われるとなかなか想像がつきにくいかもしれませんが、ヨルシカの楽曲にはストーリーがあって、さまざまな考察の余地を聴く人に与えてくれます。
表現方法が違うだけで小説なんかと同じイメージで考えてみても面白いかも。
例えば下に挙げたアルバム「だから僕は音楽を辞めた」「エルマ」の二作品は、エルマとエイミーという二人の登場人物を主軸としたストーリーがあって、それをコンセプトに楽曲やライブが作られていました。
自分は考察などがあまり得意ではないのですが、
ほかのヨルシカ好きの方々の考察を見ているだけでも人によって様々な見方があって楽しいです!
ヨルシカの作品は想像の余地を広く持たせてくれるので本当に人によって考察も異なっていることも多いです。
楽曲を聴いて自分なりに考察をしてみるのも楽しいかもしれませんね!!
おわりに
長々と紹介してしまいましたが、ヨルシカの魅力はまだまだたくさんあります!
この記事を読んで少しでも気になった人はぜひ実際にヨルシカに触れて、魅力をたくさん見つけてほしいです!(読んでくれただけでも大感謝です!!)
今回はこれくらいで締めようと思います!お付き合いありがとうございました~~!!
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