(詩)ビー玉

ビー玉越しの夏
ビー玉越しの海
ビー玉越しの空

ビー玉越しに
風が見えた

きみと
ぼくのビー玉は
いつも
ぶつかってばかり
だったね

本当は
仲良く
なりたかったのに

心は
ビー玉でできて
いるから
ぶつかると
遠くへ
離れてしまうんだ

ビー玉越しの夏

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