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セックスレスの男・原因は彼の〇〇フェチだった

「メンエス嬢加恋・職業は恋愛です」の第3話が更新されました!

https://www.walkerplus.com/trend/matome/article/1192543/


今年4月からウォーカープラスにて始まった連載。
ヤフーニュースなどでも配信されるため、
インタビュー記事がメインとなっています。
同時にお楽しみいただけたらと思います。

前回までは、隔週で前後編に分けての公開だったのですが、
今回から分けずに1話丸ごと一気に公開となりました!
(嬉しい!)

それを含め前回までよりも読みやすくなったかな、と
思いますので、お時間のある方はぜひお読みいただけると
幸いです。

第3話のテーマは「セックスレスの男」です。

数年前から「セックスレス」は恋愛をテーマにした物語には
避けて通れないテーマになってきました。

以前は「夫婦や恋人ならあって当然」
「みんなセックスしたいはず」という
押し付けともいえる観念がまかり通っていたように
感じます。

でも、みんながみんな「愛してるならセックスしたいはずだ」とは
言えませんよね。

愛してるけど、セックスしたくないかもしれない。
セックスしたいけど、愛しているわけではないかもしれない。
セックスしたいけど、なにかの事情があって、できないのかもしれない。
やろうと思えばできるけど、なにかが押し止めているのかもしれない。

セックスさえしていれば夫婦円満で安心…というのも
満身だと思うし、
セックスがないからといって愛情が減ったという
わけではない。
夫婦のうち、片方が満足していても
もう片方は我慢ばかりしているかもしれない。

恋愛や夫婦の関係において「当たり前」なんてないと思います。
だからこそ「セックスレス」の理由は千差万別。
「これが正解」とか「これが理想」とか「これが普通」とかは
ない。
作家としては描き甲斐のあるテーマです。
ちょっと昔なら、
旦那にその気になってもらうために妻が
セクシーな下着を買いにいく…なんてエピソードが
定番でしたが、みんな書いてるからもう手垢がつきまくってる。
私だったら、どういうふうに描けるかな…と
考えることはとても有意義な時間でした。

だけど今回のお話ではハッピーエンドとは言えないかも
しれません。
でも、私が書きたかったことは書けたので満足しています。


人それぞれ、いろんな価値観をもっているということを
認め合っていきたいし、どんな境遇の人に対しても
「もしも自分がこの立場だったら…」という
想像力をもって生きていきたいです。
そのための創作です。
創作とは自分とは違う人生、価値観の人間を
どれだけ自分のことのようにリアルに描けるか、
ということなのだと思っています。

原稿にすると16ページで完結の短いお話ですが、
いろいろなことをぎゅっと詰め込みました。
すべての人に共感してもらうのは無理だけど
なるべくたくさんの人に読んでもらいたいです。




「メンエス嬢加恋・職業は恋愛です」は
月に一度の公開です。
(月の半ばごろの火曜日)

7月のテーマは「モテない男」。
30歳の童貞男のお話です!
ぜひぜひ読んでください!
お楽しみに~









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