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予想以上に麹が万能だった!

以前、よくテレビで見かけたのが塩麹でした。
当時は塩麹が流行ってましたが、そのときの私は全然興味がありませんでしたね。
麹を作るなんて面倒。
本当に美味しいかどうかもわからないし・・・
そんな感想でしかなかった私が麹を作って万能だったことを思い知らされた話です。

はじめに、麹を作ってみようと思ったきっかけは、年々健康を気にするようになってきた理由もあります。
それでも今一歩作ってみようってなかなか思えませんでした。
本当に美味しいかわからないし、扱いきれるかどうかわからないなって思ってたんですね。
ある麹をみかけるまでは。

それは・・・

カレー麹!!

ええ~カレ粉も麹で可能なの?!
そう思った私は麹を作ろうと思ったのです。

何を隠そう、カレー大好き。旦那も大好き。

それを健康的なものだけで作れるって素晴らしいって思ったんですね。

それをきっかけに、麹を作ってやろうとヨーグルトメーカーを買ったり、麹を買ったりと道具を揃えたんです。
麹を入れる瓶も購入して、最初にカレー麹を作ってやろうと思ったんですが。
丁度そのときにカレーを作ったばっかりで。

さすがに数日間カレーを食べてたので、カレー麹以外を作ってやろうと。

さっそく作ったのは

たまねぎ麹、塩麹、醤油麹、甘麹、中華麹、チョコ麹、麹水

ガンガン作っちゃいました。

作ってみた感想としては、
消毒が面倒だけど
それ以外はほぼ混ぜるのとミキサー使うだけなのでかなり簡単。

使い方も、調味料を使う感覚で使えましたね。
これから、作った麹ごとに使い勝手や使って見ての感想を紹介します。



たまねぎ麹

麹+玉ねぎ+塩+水

りあえずたまねぎ麹を入れておけば料理はおいしくなります。
かなりの万能。これだけ大量に作るのもありなくらい。

使い方はコンソメ代わりにしたり、味噌汁のだしにも使えました。
具さえあればインスタントスープが出来ます。
玉ねぎ麹+ワカメ+ネギ+ごま油にお湯を注ぐだけで美味しいスープの出来上がり。
旨味が足りなければたまねぎ麹をぶち込むだけ。
万能すぎてすぐになくなってしまいました!
これは間違いなくリピ確定ですね。むしろすでに何回か作ってます。


塩麹

麹+塩+水
作るときにミキサーさえいらないのがいい。

肉に漬け込んでおくと柔らかくなりますし、塩の代わりに塩麹を使うことで旨味がありますね。
ちなみに漬け込みはたまねぎ麹でも美味しくできました。
なので、たまねぎ麹で代用できるので塩麹も便利だけど次を作るのは保留にしようかと思ってましたが、ドレッシングを作るときにも使えるみたいなので、また作ろうと思います。
それに、たまねぎが高い季節になったら塩麹が大活躍しそうです。


しょう油麹

麹+醤油
塩麹よりも激簡単。どの麹よりも作りやすいです。

使い方としては、ゆで卵を漬け込んでおくと味玉になりますし、普通の醤油代わりに入れると美味しいです。
煮物にもいいですし、生姜焼き、あらゆる醤油がいる料理に使って全然OKでした。
ただの醤油より優しい味付けになります。
これはリピ決定なものですね。


甘麹

麹+ごはん+水

甘麹は作るのに失敗したかもしれませんが、私には合いませんでした。
残念ながら麹の風味が苦手で。
甘酒が苦手なタイプなので、私と同じように甘酒が好きではない人には合わないかもしれません。
ただ、料理に使うなら全然気になる風味ではないです。
お浸しを作るときに砂糖代わりに入れたり、味に慣れればココアに入れてもいいかな、くらいでした。
とりあえず、飲む点滴と言われている甘麹ですが、とてもじゃないけど私にはハードルの高い味でした。
なので甘麹だけ減るのは遅いです。
もう一度作って工夫できたらリピするかな、くらいの評価です。


中華麹

麹+生姜+ニンニク+ねぎ+トマト+塩+ちょい水

中華麹は名前の通り、中華系に使えましたが味が固定気味になるので、わざわざ作る必要はないかなって感じでした。
それだったらたまねぎ麹にニンニクを足したり、生姜を足したりして味に変化をもたらしたい私には微妙な調味料。
最初からニンニクとショウガが入っているものなので、別々に使いたいときは使い勝手が悪いです。

ただ、簡単に中華系を作りたいときはかなり便利。
急いで中華系の味を作るときに、中華麹さえ入れておけば味付けOKです。

味が単調になっても気にならない方には相性がいいと思います。
中華だしの代わりとして使いやすいですしね。
ただ、個人的には次も作るかは保留です。


チョコ麹

麹+純ココア+ごはん+塩少々

チョコ麹はめちゃくちゃいい。
チョコレート大好き人間にとってはかなりオススメ。
何がいいかって、吹き出物とか糖質とか気にしないで食べられるのがいい。
それに何より、砂糖不使用なのにチョコのような甘さは感激です。

使い方としては、お菓子のリッツに付けて食べてもいいし、
ココアの代わりにもなりますし、パンに付けて食べるのもありです。
けれどバターや油が入ってないぶん、かなりあっさりとしたチョコ。
深みが欲しくなったらバターを足すか、ココナッツオイルを加えると食べ応えがチョコレートと変わりなく食べられると思います。
まだ試していませんが、冷凍庫に入れるとチョコアイスみたいにして食べるのもおいしいとか。
もう少し暑さが強くなってきてからアイスは試そうと思います。


麹水

麹+水+フルーツ

夏におすすめ


これは夏におすすめできます。
麹水だけでは私には合わなかったので、フルーツ麹を作ったんです。
これが簡単で美味しい。
フルーツの甘みと麹の甘みがマッチしてました。
作り方は簡単。
茶葉を入れる袋に麹を入れて、好きなフルーツを適当にカットして水と一緒に入れて一晩おくだけ。
2、3回は繰り返し麹は使えます。
フルーツは長く付けると美味しくなくなるので、1回目で食べてしまうのが無難かと。
私は飲むタイミングを逃して3日くらい漬け込んでしまったんです。
そしたら麹水自体は美味しいけれど、りんごがスポンジみたいになってかなりまずい・・・
なんてことになったので、浸け過ぎ注意ですね。

ちなみに、私が入れたフルーツは

りんご・キウイ・ブルーベリー・ベリー・レモン汁

本物のレモンが良かったんでしょうが、りんごの酸化を防ぐためにレモン汁を入れました。

これからは果物がたくさん売り出されるので、いろんなフルーツを試しながら楽しみたいですね。
楽しみ終えた麹は、お風呂に入れてみました。
お味噌を作るときにお肌がつるつるになったので、同じようにつるつるにならないかと思って。
わくわくして使ってみましたが、さすがに出がらしのせいか、つるつる感はありませんでした。残念。
それでも一気に麹を消費出来るので、また出がらしが出たらお風呂にドポンです。

他にも料理に少しずつ麹を入れて消費するといいそうです。
こちらの使い方はまだしていないのでわかりませんが、そういう消費方法がありますので、参考までに。



最後に

そんなわけで、個人的な麹の万能さを書いてみました。
分量については、好みがあると思いますので書いてません。
それぞれ作る方によって分量が違ったりするので、
自分が「この人が作る麹だったら試したい」と思える人を選ぶといいんじゃないかと。
その方が楽しく作れると思います。

初めにカレー麹を作ろうと思ってたのに、全然作れてない・・・
作りたいけど、カレーを食べたい、作りたいってなってないのでカレー麹を作るのは後回しになってます。
そのうち作るので、そのときはまたこちらに独断と偏見並みに感想を書こうと思います。
作る時が楽しみです。




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