【映画】燃えよ剣
どーも！最近、土方歳三の髪型を真似して髪を伸ばしたがあまりの似合わなさに断髪したもよもとです。
「萌えよ件」ではない。
ゴールデンカムイの影響で土方歳三に大ハマり。
そこから聖地巡礼する等、トッシーファン街道まっしぐら。
土方歳三ファンなら当然ながらこの映画も鑑賞しますよね(死亡フラグ)
あらすじ
武士になる志を胸に土方歳三は京都に入る。そして、同志とともに新選組を結成し市中を警護する任務にあたる。
土方は厳しい規律を定め組織を統率し、幕府を倒そうとする勢力を制圧していく。
動乱の日々の中、土方は1人の女性と関係を深めるが、時代の流れは倒幕へと向かっていく。
小説が原作の映画。
ちなみに史実にはないオリジナルキャラが登場。
良かった点
①美しい日本の風景
京都の様々な風景は素晴らしいと思う。
人の居ない清水寺で土方歳三とお雪(ヒロイン)が2人で話すシーンがあるが、
こんな人の居ない清水寺を体験出来る人は何人いるのか…
②土方歳三が髷を切ったところの補足
原作では描かれてなかった髷を切ってオールバックになるシーンが描かれている。
まあ、そこまで印象に残るシーンではないが…
残念だった点
①原作の内容を改悪
「え？こいつ原作で死ぬよね？なんで生きてんの？というかなんで銭形ポジ？！」…とか
恋愛要素高める為なのはわかるが…「お雪さん出すぎちゃう？」
あのー…登場控えめの方が有り難みあるのですが…
そんなことよりここ端折っちゃあかんでしょってところが多くてマイナス。
②アクションの「実写るろ剣」意識が…
アクションすごいよ！すごいんだけど…
この殺陣どっかで見たような気がするなぁ〜
そう…
この剣捌きは剣心さんのそれですよね？
なんかもうちょいアクションの動きを捻っても良かったのではと思う。
③岡田准一さんの身長が…
土方歳三ことトシさんといえば170㎝の高身長が売り。
「え？ちいさくね？」って思うだろうが
この時代の男性平均身長は役160㎝で、
そう考えるとトシさんは10㎝も高い。
(今の時代で言えば180㎝レベルである)
だが…
岡田さんは周りのレギュラー達に比べて小さい。
その他モブよりも小さい。
確かに岡田さんの身長は169㎝(多分そんなない)と史実に忠実ではあるが、
そんなとこの再現は求めてない。
筆者個人的には伊勢谷友介さんが土方歳三像に近い気がする。
総合得点
60点
小説の燃えよ剣自体も元祖土方歳三ファンからしたら少し賛否両論な部分がある作品のようだが、
この作品はどちらのファンからも否定されてしまいそうな映画である。
その要因のひとつが土方歳三の恋愛模様に重点を置いたことだと思う。
土方歳三のイメージは新撰組一筋といったイメージがあり、この映画は少しイメージが崩れる。
厳しい目線で見なければチャンバラの殺陣は迫力があるし、岡田准一さんはカッコいいので見応えはあるが
一般向けに作った映画だもしたら、少し題材がマニアックかな。
そう考えるとこの点数になった感じです。
終わり
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