「できる」を示してくれた場所
今週はお世話になっていた事業所の展覧会が開催されます。これまでは参加側として作品を飾ってもらっていましたが、今回は完全に客です。会場のレイアウト、それぞれのアーティストさんが選んだ作品、……。何も知らない状態なので、とにかく楽しみです。
5月の記事で、事業所についてそのうち書きたいと記していました。この事業所との出会いは、私にとってターニングポイントの1つでした。自分に対する自信が空っぽになっていた私に、「できる」を示してくれた場所。自分のペースで前に進むことの大切さを教えてくれた場所でした。今、業務を頑張れている要因がいくつかあるとして、その1つはここに何か還元したいという思いです。
心身が不調の時は、どうしても「できない」に意識がいきがちのように思います。あれもできない、これも難しい、いろいろ重なっていくと自分には何も残っていないかのように錯覚してしまう。実は「できている」ことはちゃんとあるのに、そこには全く目が向かなくなってしまう……。解決のためには自ら動かないといけないと分かっているのに、どう動いていいか分からないから動けない。
そこからの脱し方や要する時間はそれぞれだと思いますが、個人的に大事だと思うのは安心できる場所との出会いです。私の場合は、たまたま同じ町内に事業所が立ち上がったというきっかけで動くことができ、そこがそういう場所になりました。
少し離れた場所にはなりましたが、心の中では今でもそこで出会ったメンバーさんたちと一緒に歩んでいるつもりです。
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