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夏は一瞬で過ぎる。
あまりにも暑い今年は少し勘弁だが、基本的に夏は嫌いじゃない。楽しいレジャーも沢山あるし、何よりビールは美味いし。と、書いては見たものの冬は冬で楽しいレジャーもあるし、鍋を囲みながら飲む麦芽の風味がよく効いたビールも美味いから、取り立てて夏にフォーカスすることもないかもしれない。

とにかく既に八月も半分が過ぎた。お盆が終わると夏は駆け足で去っていくような気がする。甲子園はどうなっているんだろう、とか。つい一週間ほど前の地震とそれにまつわるエトセトラとか。気に掛かることは多い。気が滅入るのは連日の猛暑のせいだけじゃないだろう。

近況。
今年の夏もよく遊んだ。BBQはそこそこやったし、花火も見た。普段なかなか会えない人たちとも会った。たくさん酒も飲んだ。美味しいものも食べた。アクティビティが少ないのが残念だったが、まだチャンスはある。きっと少し太った。しかし仕事が始まれば自然に痩せるはず。そのはず、と言い聞かす。

近況②
最近、peridotsをよく聴く。tacicaのサポートをしてるドラマーの中畑大樹氏の絡みで知り、『エチュード』という曲に撃ち抜かれた。静かなメロディライン、高音の歌声、円熟した歌詞、どれも素晴らしい。
調子はどうだい?と語り掛ける歌い出しがとても好きだ。調子が良いことばかりでも悪いことばかりでもない曖昧な毎日を柔らかに肯定してくれるような。この先のことは誰もわからないという当たり前に、そっと光を当てるような。部屋の片隅にいつからか転がったままになっている想い出を掬い上げるような。そんな歌が鳴っている。
最近は年輪の深いシンガーの歌が響く。気が付けることが多くなったと、少し過信する。

今はApple Musicがあるから便利だ。そこから昔のアルバムを遡って、ポツポツと聴いている。単品ではあるが『リアカー』『労働』『One Last Serenade』などが好き。

悔いのないように 生きるなんて無理
月のない夜に ただ通りすがり
すれちがうだけの幻
愛おしいエチュード

エチュード/peridots

美しいと思える言葉に、メロディに会えることは倖せなことだと思う。そう感じれる心を耕していきたい。

生活は続く。また書く。

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