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最近めっきり本を読まなくなった。その上、読む時間が取りづらいということもあって購入も控えていた。これはいかん、と思い立ち、この夏は読書に取り組むことにした。

漫画も活字本も両方好きなので、とにかく気になったものを探しに書店や古書店を見て回る。地元や都市部の書店を含めいくつかを訪ねて引っ掛かったもの、欲しかったものを購入した。
以下四タイトル。
香山哲著『ベルリンうわの空』1〜3巻
魚豊著『ひゃくえむ。』新装版上下巻
さくらももこ著『もものかんづめ』
米澤穂信著『冬季限定ボンボンショコラ事件』

この夏に、と気負って買ったが、順調に読み進めれている。もものかんづめとひゃくえむは読み終えたし、ベルリンうわの空もあと一巻を残すのみだ。この勢いをかって、もう少し読めたら良い。『藤子F不二雄のSF異色短編集』を購入しようか迷う。ずっと迷っている。

身体を鍛えるのと同様に読む力も使わなければ衰えてしまうだろう。それは望むところではない。最近外側を気にし過ぎているように思う。内側に意識を向けるとちょうどバランスが取れないだろうか。有形よりも無形を。無形ではあれど確信を持てるものを。
智慧を磨く、とは大袈裟か。茹だるような暑さだ。通勤の車窓に照りつける陽射しを見て、そっと懐の活字に目を落とす。そんな隙間の活用を心掛けていきたい。

生活は続く。また書く。

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