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アナタから世界はどのように見えているのか…それを教えてほしいんだ…答えを教えてもらっても何の役にも立たないから

個人的意見ですが…と前置きをして、申し訳なさそうに自分の意見を述べる場面ってありますよね。もちろん、日本人的美的感覚として尊重しています。しかし、その個人的見解こそ、何よりも価値があるな〜って思う今日このごろです。

先日、業界紙の取材を受けました。どうやって事務所拡大を目指すか?という事をメインで発信されている雑誌なので、私の生き方は何の参考にもならないのでは?と、事前打ち合わせの段階で提案したのですがそれでも取材したいという事なので快諾しました。

取材でお答えした事は主にこんな事
・量ではなく質にこだわる商売とは何か?(競争はやめませんか?)
・なんのために生まれてきたのかを仕事を通じて探求しませんか?
・自分とつながる事こそ世界に輝きを取り戻す方法だ


こんな事をお話しました。これを具現化すると、このようなビジネスモデルになるよ。という具体例もいくつかお話しました。
・料金の完全画一化及びそれによる顧問先同士の積極的交流
・経理受託は受けない(経理の自計化こそ会社の持続可能性)
・クライアントと一緒に遊ぶ(セミナーを受ける等)事で価値創造する
※本当は顧問先とかクライアントとかいう呼称も好きではないのですが分かりやすさ重視で記載します。


そうすると未来はどうなるのですか?と質問されたので、未来がどうなるかなんて誰にも分からない。と前置きした上で、これからこのような事をしたいと思っているというお話をさせていただきました。
・noteによる情報の共有など集合智の構築(他者が繁栄する事は自分が繁栄する事に他ならない)
・自分とつながる、という事を手触り感をもって感じてもらいたい
・(新たな智の枠組みとして)今の時代に合った組織形態の研究(人間から見た組織ではなく自然から見た組織を描き出す)


個人的には、いつもここでお話している事だな〜と思ったので新たな発見は無かったです。ここは頑固にブレずに生きているな〜と。

取材の最後にこのような事を言われました。


「原稿が出来上がったらチェックしていただき、解釈が間違えていないか?見ていただけますか?」

現代社会では当たり前の事なのかもしれませんが、この認識こそ、メンタルヘルスを引き起こしている元凶のような気がするのです。私は答えました。

「アナタが今見て聞いた世界がすべてなのですから、チェックなど一切不要です」

約束の時間も残り数分だったので、私の意図を詳しく説明できなかった気がしますが、実際に原稿上がってきた時に補足説明させていただくとしましょう。


私は、「自分とつながる」事が人生の意味だと考えています。これは崇高で尊厳ある行為です。誰にも邪魔されてはならない。自分で見て・感じた世界を認めてあげずに、他人から見た世界に合わせこんでいく。この行為は、「自分とつながる」の逆方向へ進んでいきます。自分の心と身体がどんどん分離してしまう。

アナタから世界はどのように見えているのか…それを教えてほしいんだ…答えを教えてもらっても何の役にも立たないから
※便宜上、答えという表現をしていますが、無論、世の中に答えなどありません。

そのアナタ発信が誰かの心に灯をともすのだ
答えは誰の心にも灯をともさない

自分が見えている景色を伝える
自分とつながる
自分の中にある一部分を大切にする
その尊厳ある行為が誰かの勇気になる


これこそ、今の世の中(2021年の)に求められている事だと言えるでしょう。


どうか自分を大切にしてほしい。

自分の人生を、他人からどう見られたいか?に支配されないでほしい。

分かるよ。勇気が欲しいよね。

大丈夫。世の中はいつまでも綺麗で、ずっとアナタを待ち続けているのだから。

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