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週8外飲み外食大好きマンによる日高屋ひとり飲みのすヽめ

新橋の会社で働いていた時などは「週8飲む女」として(社内および取引先で)名を馳せていた私が薦める日高屋ひとり飲みについて書いていく。

ひとり飲みで日高屋を薦めるなんて今さらも今さらだが、
取引先へのおもたせ選定、せんべろ、会社の飲み会、友人同士の飲み会、会食のセッティング、いずれのシチュエーションにおいても食については割と信頼されてきた実績があるので、ぜひ信用していただきたい。

(ただし日高屋をすすめるにあたって、酒の質は度外視している)


このひとり飲みで重視されるのは

  • 社会性を極力必要とされないこと

  • 飲み代が高額でないこと

  • 金額に対して料理の質が高いこと

この3点である。

落ち着いた雰囲気で飲みたいとか、ひとりで飲みに行っても常連同士で和気あいあいと喋りたいというような需要は満たされない。



社会性を極力必要としない

これはタブレットオーダーを導入しているかどうかに左右される。
定食を注文するのとは異なり、飲み目的の場合は複数回小分けに注文することになる。

いちいち店員さんを呼ぶ煩わしさを考慮すると、どう考えてもタブレットの方が楽だ。

繁華街の大型の店舗であればタブレットが導入されているので、極力社会性を必要とされることなくこの一人のみをエンジョイすることができる。

もちろん、最低限の社会性は忘れてはならない。



おすすめのメニュー(初手)

日高屋といえば中華、中華といえばラーメン、餃子だろう。

あるいは野菜炒めなども人気があると思うが、本稿では腹を満たすための定食的なメニューではなく「ひとり飲み」をターゲットとしたメニューを紹介する。

まず初手で注文してほしいのが以下の5点である。

  • メンマ

  • 冷奴

  • ネギチャーシュー

  • ザーサイ

  • とうもろこし香り揚げ

※ちなみに飲み物は私に合わせてウーロンハイ(税込320円)を想定している。


メンマ

日高屋公式HP>おつまみ

コスパを求めるなら絶対にオーダーすべき一品だ。
160円という安価ながらちゃんと量があり、さらに味が濃い。

メンマ1本で酒三口くらいは余裕である。

味が濃いゆえにぱくぱく食べるようなものではないので、初手で頼んでも最後までつまみとして残ってくれる。

一つ一つが小さいため食べにくさもなく、注文と注文の合間を繋いでくれ、まさにひとり飲みに欠かせない相棒的存在だ。



ネギチャーシュー/ザーサイ

日高屋公式HP>おつまみ

この2品はセットで注文してほしい。

ネギチャーシューは楕円型の中皿、ザーサイは小皿で提供されることが多いが、私はテーブルの上に皿がたくさん並ぶのが好きではないので、到着するや否やネギチャーシューの皿にザーサイを移し、ワンプレートにしている。

お好みで卓上のラー油をかけてもいい。
個人的に日高屋のラー油は全然辛くないので、油の風味がほしい場合に活用する認識だ。

このワンプレートに前述のメンマを加えてもいいが、ネギチャーシュー&ザーサイはメンマより先になくなる場合が多い。

つまり最終的にメンマのために楕円型の中皿を残す羽目になるので、メンマは移動させず小皿のまま単独で残すのが個人的に好みである。

注意してほしいのが、ネギチャーシューの佇まいは店舗によって異なるという点だ。

チャーシューらしい薄切りの肉が提供されることもあれば明らかに切れ端の脂身の多い部分が提供されることもある。
著しく質の低い(ただの脂身のような)ものが提供された経験は今までにはないが、店舗によって多少差が出る点はご留意いただきたい。



冷奴

日高屋公式HP>おつまみ

小さいサイズの豆腐にすりおろした生姜とネギをのせて提供される。
これは各人の自由だが、醤油はかけないのがいいと思う。

初手でオーダーするつまみ類にしっかり味がついているので、塩味に疲れたところで箸休め的な役割を担わせたい意図だ。
ザーサイと大変によく合う。

もちろん醤油をかけてもいいが、私は他のつまみの塩辛さを飲み物以外で和らげる役割を担わせているので、塩分に溺れて酒を飲めればそれでいい勢や豆腐を美味しいと思わない勢はこれを省略してもいい。



とうもろこし香り揚げ

日高屋公式HP>おつまみ

もし前述の通りにつまみを注文をするのならぜひ加えてほしい。

前述の品はメンマ、冷奴、ネギチャーシュー、ザーサイとどれも冷菜で、どれも間違いなく美味しいが、じきに冷菜飽きする。

そんな時に至福の瞬間をもたらすのがこの「とうもろこし香り揚げ」だ

前述のつまみ類にはない揚げたての熱と香り、とうもろこしの甘さが非常によいアクセントとなり、この「日高屋ひとり飲み」に訪れかけた退屈を見事に払拭してくれる。



二杯目

前述のつまみも食べすすめつつ、そろそろ二杯目を頼みたい頃合いだ。

日によって異なるが、本稿ではレモンサワー(税込320円)とおつまみ唐揚げをおすすめしたい。

日高屋公式HP>おつまみ

レモンサワーでもいいしハイボールでもいい。
とりあえず炭酸系のものをいっておきたい気分である。

そして炭酸系といえば揚げ物、揚げ物の中でも唐揚げは特におすすめだ。

なんせ日高屋の唐揚げはうまい。

私は唐揚げにマヨネーズをつける文化はないが、日高屋の唐揚げと日高屋のマヨネーズの時だけはつけてしまう。
すごくおいしい。

他には、トッピングとして提供されている味付け玉子なんかもおすすめだ。

日高屋公式HP>おつまみ



三杯目

これまでに注文したつまみがいい感じに残っているので、三杯目は特に気にせず適当に注文している。

私はウーロンハイに戻るか、気まぐれで緑茶ハイにすると思う。



四杯目

フードオーダーの分かれ目である。
ここまでに食べたものだけでそれなりに腹が膨れる。

ここから餃子+ラーメンにいくか、餃子のみにするか、他のつまみを頼むか、各人の腹の調子によって調整していただきたい。

個人的には餃子+ピリ辛豚骨ネギラーメンが理想的だが、胃袋のキャパが間に合わないことも多い。

大抵は餃子2皿+ウーロンハイ
もしくはおさつスティック塩バター+ウォッカソーダ
上記の二択からどちらかを選択している。

日高屋公式HP>おつまみ

おさつスティック塩バターは一見温菜のようだが冷菜だ。

冷たいけれど外はカリカリ中はホクホクでとても美味しく、甘味ではあるがちゃんと塩も効いている。

バターといいつつあまりバター感は感じられず、蜂蜜やカラメルではない黄色の水飴のような何かがかけてあるので、風味は求めない方が無難だ。
しかしちゃんと美味しいし、でデザート的に食べることもできる。

個人的にはこのおさつスティック+メンマ+ウォッカソーダでバランスよく最後を迎えることが多い。

おさつスティックばかりを連続して食べていると飽きてくるが、メンマの塩辛さがそれを緩和し、交互に食べることで双方引き立て合う。



お会計

  • ウーロンハイ 320円

  • メンマ 160円

  • 冷奴 200円

  • ネギチャーシュー 350円

  • ザーサイ 210円

  • とうもろこし香り揚げ 260円

  • レモンサワー 320円

  • おつまみ唐揚げ 280円

  • 緑茶ハイ 320円

  • おさつスティック塩バター 210円

  • ウォッカソーダ 300円

以上、合計:2,930円(税込)

上記の注文内容は某日、20:49に入店して22:39に最終オーダーするまでの内容である。

約2時間、お腹いっぱい好き放題に飲み食いして3,000円未満。
そして料理の質も高い。

提供されているメニューの中にはう〜んとなるものもあるのかもしれないが、上記の品は値段に対してちゃんと質が追いついている。


以上、日高屋ひとり飲みのすヽめ、おわり。