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鑑賞録 #9 「ヘルヴァ・ボスシーズン1 第4話：C.H.E.R.U.B & 第5話：The Harvest Moon Festival」

2024年2月25日 01:42

第4話：C.H.E.R.U.B

実験に失敗して死んだ発明家のループティーが「共同経営者のライルが生き残り、二人で稼いだ富を独り占めしてて許せんので殺してくれ」と依頼に来る。

ブリッツたちは依頼を受けてライルを殺しに人間界へ行くが、C.H.E.R.U.Bケルブという天国の慈善団体に所属する3人の天使に邪魔されて依頼をこなすことができず、例によってわちゃわちゃする回だ。

このC.H.E.R.U.Bの3人、SWIMMERみたいで大変かわいらしい。

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SWIMMERは好きだが、しかし残念なことにC.H.E.R.U.Bの3人は絶対に意図的に鬱陶しい感じにしてあり、思惑通りちゃんと鬱陶しい。

今回の依頼人のループティーも暗殺対象のライルも自分たちの発明品である年齢操作（主に若返りを想定）マシンの誤設定によって急激に老いてしまい、そのせいでループティは死亡。

ライルは生き残ったが失ってしまった若さは金なんかで補えないと悲しみ、富を独占して高笑いどころか自身を憂えて自殺しようとしている。

悲しんでいる理由が友の死などではこれっぽっちもなく「自分が老いてしまったこと」「巨万の富に別れを告げなければならないこと」なので二人ともしっかり自己中心的だ。

大変よろしい。

終盤、ライルは生きる希望を見出し自殺を思いとどまるが、その直後にC.H.E.R.U.B側が誤ってライルを殺してしまい、

C.H.E.R.U.Bの3人は人間を殺した罪で天界に戻れなくなった。

ループティーとライルは地獄（にあるブリッツの事務所）で再会するが、本当はループティーはライルに会いたかったので、相変わらず自己中なライルを見て「まったくお前ってやつは最高なクソ野郎だぜ！」と喜ぶ。

1x4はC.H.E.R.U.Bのうざさもしんどかったが、何より2話連続で愛しのhorny owlが出てこないので寂しい。初見時も同じような気持ちで観ていたのか再視聴してもほぼ内容を覚えてなかったので、おそらくスキップしまくったのだろう。

HHの1周目でも同じようなことをしたのでこの堪え性のなさはどうにかしなければならない。

この回の冒頭はブリッツとストラスの事後のシーンから始まる。

ブリッツは例によってかったるそうにしているが、ストラスは特に気にする様子もなく嬉々として好意を押し付けていて……元気そうだ。
そう……この頃は……

収穫祭でストラスがスピーチする際のbgmが「バンジョーとカズーイの大冒険2」のウィッチワールドで流れる曲を彷彿とさせる。

Owl in a cageのバンジョーアレンジ？かな？Owl in a cageはストラスの登場シーンで何度か流れているからおそらくストラスのテーマ曲のような役割を果たしているのだろう。

カントリーやフォークは普段聴かないがバンジョーで演奏されていると俄然、魅力的に感じる。

The Band Perryの「Better Dig Two」もバンジョーパートがよくて、リリース当時よく聴いていたのを思い出した。

──2013年リリースだって。もう10年以上経ってる。

今回から登場するストライカーは今後何度も絡んでくることになるが、私が好きなキャラクターたちを悉く酷い目に遭わせるので、ステラや某強欲経営者と並んで心底腹立たしい奴だ。

正体が分からない頃の獣の巨人みたいな嫌な感じ〜〜
彼は彼なりにつらい過去や何か思うところがあって今の振る舞いになっているのかもしれないが、そんなの知らん🖕🤪

アニメ感想文