鑑賞録 #8 「ヘルヴァ・ボス シーズン1 第3話:Spring Broken」
今回はブリッツとその元カノの痴話喧嘩回。
ブリッツの会社が契約しているはずの駐車場を横取りしてきたのが元カノで超有名ポップスターのヴェロシカ・メイデイだった!というシーンから始まる。
そのうち "That's hot." とか言い出すんじゃないかと思ったがもちろん言わなかった。
それにしても作中随一の可愛さで、めちゃくちゃ前に流行ったシャネルのカンボンラインを思い出させるビビッドなカラーリングが素敵だ。
10代の頃、強め黒ギャルの友達がさらにつよつよギャルのお姉ちゃんからのプレゼントでカンボンラインをゲットしててめちゃくちゃ似合ってたのを思い出す。
その子とはいまだに腐れ縁で仲がいいが、クレオパトラみたいな目鼻立ちと地黒のせいで相変わらず黒ギャルみたいな雰囲気だ。
さて、今回は「ヴェロシカが可愛い」以外にあんまり言うことがない。
再会したブリッツとヴェロシカが仲良く喧嘩し、冴えない社長がポップスターと付き合っていたことに従業員がざわつき、ルーナの恋心とブリッツとの親子関係がざわつき、両派閥が駐車場の使用権を巡ってわちゃわちゃするだけなのでわりと何も考えずに観ていられる回だ。
強いて言えばシーンの大半が人間界なので、人間がいっぱい出てきてあんまりかわいくない。
それにしてもブリッツ、付き合ってた頃のヴェロシカにまあまあひどいことしてないか?ちゃんと謝罪して、お金も返して、ついでに復縁してくれないか?
今は面食い的にヴェロシカが好きだけど、ブリッツにデレる回とかあったら本当に好きになっちゃう……
作中ブリッツの過去に含みを持たせる回が割とあるのでなんとも言えないが、彼は親しい人たちに対して結構不義理を働いていることが多い。
地獄に落ちた(あるいは地獄で生まれ育った)面々の話なので我々とは倫理観の互換性が乏しいのかもしれないが……モクシーとミリーやのちに登場するカップルが我々から見ても健全な関係を築いているし、まったく異なる感覚で暮らしてるわけではなさそうなんだよな〜〜〜
ブリッツをどんなスタンスで見守ったらいいのか分かんなくなるな〜〜〜〜