擦り付け合い

会社のとある社員さんが亡くなられた。

名簿上の名前しか知らない全く見知らぬ他人。

所属エリアも所属部署も全く関係ない。

なのに何の因果かその人の死亡にかかわる共済金支払いの手続きをしなければいけない羽目になってしまった。

ちなみにわたしは保険屋でも何でもないただのパート事務員だ。

会社の社員でもなければ、人事総務庶務なんでもいいけど、なんだか知らんけど、そういうことに関与もしていない。

実際自分が所属する組織に在籍しているわけでもないし、そもそも自分がここに勤め出すずっと前に除籍になっている。

転勤で他所に移動になっているので、私の担当するエリアからも外れている。

が、初期登録が当エリアだったということで、お鉢が私に回ってきたというわけだ。

訃報は先週末に上部から来た。

で、その時は管轄エリア外で他県支店だったので、上部で何とかするという話だったのだが、週が明けてみるとなぜか私がすべてをすることになっているらしい。

丸投げである。

はあぁあああ～～～～～？！！！

うっせえうっせえうっせえわ！！（怒

と脳内でリフレインしながら務めて冷静に対応するのに週明け月曜雨降りで削りに削られたHPがレッドゾーンに突入する。

面倒なことはすべて人に丸投げする。

出来上がってきた成果は自分のお手柄。

何かあっても責任は持たない。

責任転嫁はお手の物。

口先だけで言ったことはすぐに忘れる。

そんなヤツ等が××長とか御大層な肩書を貼っつけて椅子にふんぞり返っている。

ああ、ダメだダメだ。

本当にこの国はダメだな。

今日も呪いの殴打をぶちかましてやる。

ああ！猫吸いたい！