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あの時代、mixiは覇権SNSだった。そして、覇権ソシャゲとは言えば「サンシャイン牧場」だ。覚えているだろうか。

僕は、まえに言った。mixiに夢中になったように、noteを楽しんでいる、と。少し似ているよね。って、SNSなんてだいた同じかもしれない。
思い出せばmixiには足跡機能があった。とにかく、それがよかった。

承認願望。
もっとも有名なのは、いわゆる「いいね」機能だ。
そういえば、mixiは
Facebookやインスタよりも、ずっとさきがけだった。

足跡機能ってのは、
自分のところに、いつ、誰が、僕の自己満足にしか過ぎない日記のようなものに、通り過ぎた、ということを記録しただけに他ならない。
たったそれだけだ。でも、それだけでよかった。十分だった。

とにかく気になる子が踏んでくれたら、嬉しかった。
踏まれて嬉しいなんて、完璧なMだ。だけど、足跡が全てだった。

非リア充、受け身な僕には、分かりやすいアタックなんてできやしなかった。でも、なにかを発信するということで、ゼロをゼロじゃないことにしたかった。それは、今も同じだ。行動で、たとえば言葉にでもしないことには、なにも何も始まらない。僕は、そう考えている。

mixiについて、また「サンシャイン牧場」についてであるが、はっきり言えば、うる覚えだ。それに今、調べることもしない。
そんなことをしたら、思い出が色褪せてしまいそうだからだ。

思い出す。いったい、何が楽しくて他人の畑の水やりに精を出したのだか。

そう言えば招待制だったけかな。

あの時代、誰でもmixiはやっていたし、その中でも、「サンシャイン牧場」はみんな、やっていた。

言い過ぎだってことは分かっている。いつの時代にも流されない人はいる。しかし、圧倒的マイノリティー。僕はこの年になって、「あえて」からか、いわゆる流行とやらを追っていないところもある。いや、もしかしたらそれは「諦め」から来ているのかもしれない笑 ただ、追ってはいないといったって、それなりに知るようには心がけている。勉強のためにだ。

とにかくね、あの時代の話だ。僕が社会人になる少し前だから2010年ころの話だ。僕をはじめ、周りのみんな、とにかくmixiに夢中だった。これは、男ならモンハンをしている。というくらい同じ数がそうだった。そうでなければ、バイトをしているくらいの数に近いと思う。そうだろう。学生なんて、大抵なにかしらのバイトをしている。そのくらいの割合で、とにかくmixiをしていた。
で、だ、mixiの中の「サンシャイン牧場」は覇権だった。簡素で、人畜無害で、男女問わず人気だった。

僕の周りの良識ある紳士たち間でww、少しだけど流行った「みんなのちゃんねえ※」なんかに比べれば、ずっとだ。
※「どっちのちゃんねえ」、だったかもしれない。どっちでもいいか笑 これは、画面に2人のお姉さんが出てきて、好みの方を選ぶ。選ばれた方は残り、選ばれなかったお姉さんに代わり、また別のお姉さんが画面に出てくる。で、リピート。とにかく2人のお姉さんを比べて笑う、そんな頭の悪いゲームだったと思う。

やばいよね笑
今あれば、まあ叩かれるね。ルッキズムとは? いや、『人は見た目が9割』というベストセラーがあることだし、あの時代の話だ。ご容赦頂きたい。まて、たった13年前の話だ。考えたらやばいね汗


僕は37歳だ。
まず同年代は、あの匿名性を有するmixiという青い春を通り過ぎたのではないだろうか。
その後は、実名制のFacebookに覇権を奪われるが、間違いなくあの時代、mixiは覇権SNSだった。
種明かし、僕なりの考察もする。
要は、他に目立ったライバルがいなかったに過ぎない笑
他にもあったのかな。でも、受け入れられたということでは、mixiはさきがけだった。そもそもSNSなんてまだ社会に浸透していなかった。そう、得体の知れないものだった。しかし、匿名性なら、ということでスタートのハードルは低かったはずだ。それに、とにかく流行りだった。

後に、だんだんと出会い系みたいな使われ方もしていたと思う。
そういえば「みんなのちゃんねえ」で、Tinderを思い出したww

話を「サンシャイン牧場」に戻そう。
研究室の先輩の、友達の発言だった。
「ごめん!20時にいちごの収穫しないといけないから、遊べないわ」
衝撃だろ。その話を聞いた僕はもちろんだが、それを直接聞いた先輩は、さぞ驚いたに違いない。その証拠に、研究室に入ってすぐに、僕にその話をした「なあ、聞いてくれよ!」とこんな感じだった。

あの頃、信じられないと思ったのは先輩だけじゃない。僕もそう思った。
でもね、その後のソシェゲはさ、なんかもう大変らしいね。これは、支配だと思う。ノルマノルマノルマ、デイリーミッションなんてあるから、とにかく皆、必死だ。

僕は、昨今のソシェゲ事情を鑑みて、そう言えばこのさきがけって、あの、覇権SNS、mixiの覇権ソシャゲ「サンシャイン牧場」を思い出した、という話だ。

さいごに「覇権」って言葉のチョイスについて説明する。
「英語くらい話せるわ。覇権言語だからね」と言った、プラハでチェコ語の教師をしている女性の発言だ。その使い方が気に入って、僕も使ってみた笑

最後までに読んでくれてありがとうございます。
また次の記事も読んでくれたら嬉しいです(過去記事も)。それでは。


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