見出し画像

【シドニー大学】留学体験記🐨🇦🇺

留学体験記初投稿です✈️
第1回目は、オーストラリアのシドニー大学に留学をしていたYさんに書いていただきました!!
英語圏に留学を考えている方は必見ですよ✨🔍


名前ニックネーム Y
学部学科:文学部英米文学科
留学先:The University of Sydney
形式:交換留学(協定校)
期間:5か月(コロナウイルスの影響で10か月の予定が5か月で中断)

こんにちは!文学部英米文学科3年のYです!私は、大学の交換留学制度を利用し、オーストラリアのシドニーに留学しました。今回は私の留学がどのようなものだったかまとめてみました。留学に興味がある方はぜひ、ご覧ください!

〜目次〜
● 留学の内容
● 留学の動機
● 自分の大学や地域の特徴
● 留学先の経験
● 語学に関して
● 留学を考えている学生へのアドバイス

● 留学の内容
私は、大学でアジア文化に関する授業、近現代の中国政治、オーストラリアの文化とスポーツに関する授業を履修しました。もともと、将来、アジア圏で働くことに関心があったので、アジアに関する授業を中心的に履修しようと考えていましたが、履修の制限によってあまりとることができませんでした。けれども、2つの授業でかなり内容が濃かったので満足しています。アジア文化の授業では主にアジア諸国の思想、宗教を学び、それが他のアジアの国にいかに相互的に関係しているかについて学ぶことができました。近現代の中国政治では、中華人民共和国以来の中国政治について学びました。青学でも同じような内容の授業を取っていましたが、内容はかなり専門的だったため、渡豪前にもう少し勉強すればよかったと思いました。最終レポートの課題に中国の民主化の展望について、選挙制度、言論統制、NGOsの活動という三つの観点から述べるというものがありました。香港のデモがニュースになっていたので、本土の民主化について、国内の民主主義に対する政策の変遷という観点で知ることができてよかったです。
基本的に、欧米圏の大学は2時間のレクチャーと1時間のチュートリアルという少人数授業があります。レクチャーは基本的に録画されているので、わからないところがあったらあとで見返せることができたので便利だと思いました。

● 留学の動機
英語がもともと好きで、将来海外で働くことも視野に入れていたので、海外大学で様々な国の出身の人と勉強し、生活することで、多様な視野を養い、成長したいと思ったからです。また、せっかく、高い学費を払ってもらい、大学に行かせてもらっているので、自分の中でなにか形となる挑戦をしたかったことも動機の一つです。

● 自分の大学や地域の特徴
現地2か月とオンライン3か月の留学で、リアルな体験というものが少ないので、伝えらえることは限られますが、それでもシドニー大学に留学してよかったなと感じました。シドニー大学はオーストラリア最古の大学で世界大学ランキングも50位以内であるため、比較的優秀な学生が集まっており、その学生を支援するための図書館などの学習設備がとても整っていました。また、学習面以外にもUSUという学生会(日本でいうと生徒会)が中心のイベントやソサエティーがたくさんあり、学習面以外でも留学生活を楽しむサービスが充実していました。
自分の住んでいた寮では、オリエンテーション期間は毎週のようにイベントが開かれていたため、寮の中で友達が一番できたと思います。寮は、キャンパスから徒歩15分でシドニー中心街までバスや電車で約30分で行けたので、アクセスや観光はしやすかったです。ビーチもとてもきれいなので、サーフィンをしましたが、溺れそうになったので止めました。サーフキャンプやサーフソサエティもあったので、興味のある方は参加してみてもいいかもしれません。

● 留学先の経験、学んだこと
本格的に長期留学するのは初めてだったので、留学する前から不安で、実感がわきませんでした。しかし、シドニーの空港に着いたとたん、急に実感がわき、やるしかない!と感じたことは、昨日のことように覚えています。日本の大学でも環境に慣れたり、友達を作ったりするのが割と時間がかかるほうなので、今思い返すと、1人で海外大学に留学しようと決心し、知らない土地でよく生活しようとしたなと思います。また、留学では、自分に合った環境で過ごすことが割と大切だと思いました。留学先では、早く生活に慣れようと、周囲に合わせようとしたり、無理をしたりしてしまうと思います。個人的な経験から言うと、多少無理をすることも大事ですが、自分にうそをついてまで無理をする必要はないのではないかと思います。最初のほうは、友達ができるかとか、授業についていけるかなど、みんな不安だと思いますが、だいたい何とかなるので、そこまで心配しなくてもいいと思いました。結果的には、コロナの影響で中断となり、コロナがなければもっと有意義な経験ができたかもしれないと後悔をすることもありますが、こういった状況下でしかできない経験もできたと思うので、決して無駄な留学ではなかったと、今は捉えています。

● 語学に関して
日本でIELTSの点数をクリアし、英語は割と得意なほうだったので、何とかなる!と自分に言い聞かせて、オーストラリアに行きました。しかし実際は、苦労したこともありました。例えば、ネイティブ同士の会話の内容が3割程度しかわからず、会話の輪の中で棒立ちという状況が何度かあり、精神的なダメージをかなり受けました。留学をすれば、多くの人がこのような経験をすると思います。個人的に、そこで大事だと感じたのは、ショックと向き合うことと同時に、なぜ、その場面で理解できなかったのかを、自分で分析し、勉強をして、乗り越えることです。例えば、私の場合、ネイティブの会話についていくのに苦労しました。つまり、カジュアルな表現、スピード、オーストラリア英語の知識が欠けていたのです。そこで対策として、時間が空き次第、シャドーイングをしたりニュースを見たりしました。皆さんも多分、察していると思いますが、このような勉強法は基本的に日本でできます。私も、日本にいたときにもっと勉強をすればよかったとかなり後悔しました。しかし、自分の場合はローカルな交流を通して、圧倒的な差を感じて、英語力を伸ばすことができたので、ローカルな交流に留学の価値があると思います。 

● 留学を考えている学生へのアドバイス
日本でどれだけ準備をできるかが、重要だと思います。語学に関しては、本当に日々妥協せずに続けることが大事なので、目標をもって継続してほしいです。コロナウイルスの影響で留学に限らず、様々なことで見通しがつかないと思います。だからといって、何もしないのではなく、例えば、海外で挑戦したいなら、今それが実現できなくても、その気持ちを持ち続け、行動を続けていけばいつか、何らかの形で実現できるかもしれないので頑張ってください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?