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どうする?自分

一昨日の夕散歩、
いつもの公園のジャングルジムの所で、自転車練習中の孫に会いました。
ちょっと休憩しながらジャングルジムで遊んでいたのですが、
その足元には一匹の猫がいました。

その猫さん、耳の辺りや体のあちこちにダニらしきものがついていて、
左目は潰れて(ダニや感染症による汚れか、カラスにつつかれたのか?詳細はわかりませんが)、
何よりも全く動きません。
周りには小学生5~6名や、大人3名ほどいたのですが、野良猫特有の警戒心のようなものも見られません。
空腹で動けないのか、その日は暑かったので熱中症でも起こしていたのか、もしかしたら飼い猫かもしれないと思いました。
その日の午前中、近くの住宅街で見かけたという人もいました。
私の住む田舎ではまだ、飼い猫を自由に外に出しているお宅があるからです

動物好きの孫は何とかしたいと思っているようでしたが、少し気温も下がってきているし、もし飼い猫なら飼い主さんが見つけに来るかもしれないし、「明日の朝までここにいたら、その時は婆ちゃんが助けるから」
とりあえず今日はこのままにして帰ろうということにしました。

「婆ちゃんが助けるから」とは言ったものの、私の年齢ではもう、保証人?がいなければ新たに動物を飼うことはできません。
何とも複雑な思いでしたが、とりあえず命を救うことを考えようと思いました。

翌朝の散歩時、段ボール箱と毛布と使い捨て手袋をもっていきました。
保護したら病院へ行って検査してもらって、
猫エイズとかあったら、今家にいる二匹のネコとは隔離しておかないといけないし、定期的にワクチンも必要か?
そうなったらこの子専用のケージも必要になるかな?
それとも、探したら単独で飼ってくれる人がいるのかな?   など

いろいろ考えながら昨日の場所まで行ってみましたが
猫さんはいませんでした。
ぐるぐる歩きながら3回ほどその場所を通り探してみましたが
やはり見つかりませんでした。
誰かに保護されたのか、飼い主さんが連れて帰ったのか、
自分で帰ったのか、カラスやキツネに運ばれてしまったのか、
その日から猫さんを見ていません。


今回の猫さんは「ご縁がなかったのね」と思うことにしました。


今を助けることはできるけど、
生涯面倒みるということは大変なことです。
何よりも、年齢的にはやってはいけない事になっています。
でも、またそんな機会に巡り合うことがあるかもしれません。


そのときどうする?自分

やり過ごすか?
手を伸べるか?
どこぞのボランティア団体さん探しておくか?


分からないなぁ。








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