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祭りに想う

こんばんは。青森の IT ばあちゃんです。

最近、頭を簿記につけておこうかと思いまして、note読み逃げの感じです。
ごめんなさい。

全国的に暑い日が続いてますね。
この北国でも35℃前後。
どうなってんの⁉
誰に文句言っていいのか分かりません。
自然には逆らえないね。

この暑い中、全国的に夏祭りや花火大会がが開かれてますね。
コロナ禍で開催されなかったところも多く、4年ぶりというところが多いんでしょうね。
ばあちゃんの住む八戸でも三社大祭というお祭りが開催されていますよ。明日の後夜祭で終了になります。


これらの写真は簿記講座受講前に撮影したものです。
この日は夕方からの山車の運行のために、各山車組が昼前から集合し始めていました。
こうやってみると平面的でこじんまりしていますが、いざ動き始めると横に開いたり、せり上がりがあったりで、立体的で見ごたえがあります。
観客数20万人以上というのもわかる気がします。

県内の青森市のねぶたは跳人がいてとても華やかなのですが、八戸市の三社大祭は静かに厳かに過ぎていきます。
「よーえさよいさ、よーえさよいさ、よいさーのせー」
これだけが掛け声です。大太鼓、小太鼓、笛とともに行列していきます。
ユネスコの無形文化財にもなっているお祭りです。

ここからは単なる私見ですが、


祭りって歴史的な過去があって始まっているものが多いんですね。

この八戸三社大祭は、江戸時代中期享保5年(1,720年)、凶作に悩む八戸地方の有力商人が法霊大明神に天候の回復と豊作を祈願し、その願いがかなったお礼として法霊社(龗神社)の神輿を長者山新羅神社へ渡御させたのが始まりらしい。


そのあとの年代ではあるが、1830年代の天保の大飢饉では、食べるものにもとても困っており、昔読んだ本の記録の中では(タイトル忘れた💦)、
八戸でも新井田川沿いで死んでいた犬の肉を食べたことや、隣家で人が亡くなると近所のお嫁さんが訪ねてきて、「うちの婆さんもそろそろだと思います。その時はお返ししますので。」と言って人肉を分けてもらった記録も出てくる。また、30年以上前の事ですが「中国では人肉を食べる民族がいる」という話を亡夫から聞いたことがある。


普通に考えれば気持ち悪い話ではあるが、命をつなぐために、皆がたいへんなおもいをしてきたんだろうなというのは分かる。
その時代の人々にとってできることと言えば、神仏に祈りをささげることだったんでしょうね。

現代を見ても同じ。
ITをはじめ様々な機器が発達している今、私たちの力や能力は自然の力に完全に負けている。

 
阪神淡路大震災をだれか止められた?
東日本大震災をだれか止められた?
線状降水帯、なんとかできる?

人間って自然に対しては無力だなっておもいます。
古の人々も、なすすべもなく、神に祈るしかなかったのかな。


祭りはそんな歴史を現代に伝えているのかなと思います。


派手さや華やかさではなく、
そこに生きる人たちの
息遣いを表現しているのが祭りかなと

そう思いました。



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