華金おじさん⑦(好きな小説の話1)

おはようございます、華金おじさんです。
この2日間仕事があまりに立て込みすぎて投稿が空いてしまい久方ぶりです。

6月から上長が変わったのですが、人が変わるとやり方も変わるし、勿論その上長も移動して来て間もないので全てを把握している訳でもなく、暫くの間は【説明する】と言うことに時間を割くことになりそうです。

面白いのが今まで当たり前にまかり通っていた事でも、いざ人が変わりフラットな事で見ると【おかしくね?】となる事が意外とあるもんで、これを機に見直すことが多く新鮮な思いです。

さて、ここからが本題。
皆がドラマの話をしているので私は好きな小説の話でもしようかと思います。私は本を読むのが大好きで、時間が有り余ってた学生時代はジャンル問わず色んな小説を読み込んでました。

そんな私が今まで読んできた中で本当に面白いと思った本を何冊かお勧めしたいと思います。

不毛地帯

元大本営参謀の軍人が戦後シベリアに抑留され、日本に生還後商社マンになって大きな取引を次々手掛けていく話です。

伊藤忠商事元会長の瀬島龍三さんと言う実在した人物が主人公のモデルになっていて、一端の繊維商社だった伊藤忠をこうした今の総合商社の形まで育て上げたのはこの人の功労と言われてるそうです。ロッキード事件等の史実を題材にしてるんだろうなって話も作中に出てきます。(ただし、基本的に作者のスタンスは【実話を元にしたフィクション】です)

私は歴史が好きなので、先ずこうした実際に起きた物事を題材にした、圧倒的なリアリティに惹かれました。

そして次に話のスケールの大きさと登場人物の魅力ですね。戦闘機の売り込み、自動車メーカーの合併話、石油開発と主人公達が扱う金額も規模感も話を追うごとに大きくなっていくのですが、世界を相手に戦う熱い展開が本当に好きです。主人公は勿論、その部下とかライバルも、登場人物一人一人キャラが立ってて惹き込まれます。

筆者の山崎豊子さんは他にも有名な本を沢山書いてまして、白い巨塔、華麗なる一族、沈まぬ太陽、二つの祖国、この辺りが有名でしょうか。ドラマ化・映画化されてる物も多いので、ドラマ見たことあるって人もいるかと。特に白い巨塔はあまりにも有名ですね。

平成を代表する経済小説作家に池井戸潤(半沢直樹の作家)さんがいますが、この人はその昭和版と言った所ですね。

余談ですが、私はこの不毛地帯をドラマで始めて見た時は、就職活動前の休学中だったのを覚えてます。ドラマ見て商社マンめちゃめちゃ格好ええやん!ってなって就職活動を始めて、そのまま今の私に繋がっている感じです。

そういう意味では、まさに私の人生を変えた本となるのでしょうか。

何冊か複数紹介していくつもりが、初回から長くなってしまったので一旦ここで切りたいと思います笑やはり思い入れがあると、どうしても熱が入ってしまいますね。

次はこの本を紹介したいと思います。

それでは皆さん素敵な週末を!
不毛地帯、小説はとっつきにくいという人も、ドラマだけでも是非見てみてくださいねー!
竹内豊が超絶格好良いです。

華金おじさん(Day7)

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