イギリスと私④ついにロンドンへ
Guten Abend!
だいぶ時間が空いたけれど、イギリスと私完結編・ロンドンに行った時のことを書こうと思う。
ドイツ留学中、ついに憧れのロンドンへ行った。
ロンドンには子どもの頃からずっと行きたいと思っていたのだけど、なかなかその勇気が出なかった。大都会すぎて、田舎者の私は怖気づいてしまっていた。
でも、イギリス人の友人との交流で、かなりイギリスを身近に感じられるようになっていたし、ドイツ留学中に必ず行きたいと思っていたので、留学終了まで半月を切った2017年のイースター休暇中に行くことにした。
旅が始まる直前までかなり不安だったけれど、それは私にはよくあることで、始まってしまえばワクワクが上回る。
ロンドンに来た!と何よりも実感したのが、旅の二日目に初めてビックベンを見た時。
今でもよく覚えている。
トラファルガー広場からビックベンが見えた時、私の頭の中にCold PlayのViva La Vidaの始まりのフレーズ、I used to rule the worldが流れてきた。
そして、思った。
「あぁ、これがかつての大英帝国なんだ!」
その時の感動を、上手く言葉で表せない。これまでずっと行きたいと思ってなかなか行けなかったロンドンへの思いが、ぶわーっと一気に飛び出てきた感じだ。
それまで何度も訪れるチャンスはあったのに、33歳になってやっと来ることができたロンドン。
もっと早く行けばよかったと後悔する気持ちもあるけれど、この33年間イギリスに抱えていた思いが、ビッグベンを見たその瞬間一気にあふれ出た気がした。イギリス自体はこれが3回目だったけれど、ビッグベンを見てようやく、あぁ、あのイギリスについにたどり着いたんだ!と実感した。
ここまで本当に長かったけれど、イギリスという国の歴史はそれ以上に長いんだなぁ、なんて感動してしまった。
この時のロンドンでしたことは、
・友だちに会う
・クリームティーを楽しむ×2
・チャイナタウンに行く
・大英博物館に行く
・V&Aに行く
・フィッシュアンドチップスを食べる
・ロンドン地下鉄に乗る
・有名デパートに行く
・本屋さんに行く
・ビックベンを見る
・テムズ川を見る
・バッキンガム宮殿を見る
3泊4日、丸一日自由に動けたのは真ん中の2日間だけ。
予定に組み込んでいたのにできなかったこともたくさんある。
ロンドンを楽しむのに、2日間じゃ全然足りない。
また絶対にロンドンに戻ってこようと、帰りに誓った。
実際、今回のドイツ移住中にもイギリスには行きたかったのだけど、結局行けなくなってしまった。
次に行けるのは、一体いつになるんだろう…
というわけで、イギリスと私の話は、これで完結。
この初めてのロンドン訪問を終えた後も、イギリスと私の関係は定まらないけれど、それでも、また訪れたいという気持ちは変わらない。
それまでは、気になるイギリスの本を積極的に読んでいきたいな、なんて思っている。
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