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バブルティーと私

バブルティーとの出逢いは、2007年1月末のオーストラリア・シドニー。
1月のオーストラリアといえば、季節は夏。
夏のオーストラリアにバブルティーはぴったりの飲み物で、オーストラリア滞在中に何度も買いに行った。

帰国してしばらく経ち、秋葉原(たぶん)にもバブルティーのお店がオープンしたと聞き、買いに行ったはいいけど、確かその時日本は冬で、冬の日本にバブルティーは全くマッチしてなくて、ほどなくそのお店は消えてしまった。

そしてそこから半年後、私は台湾へ3ヶ月の語学留学に行き、そこでまたバブルティーを堪能することができたのだけど、日本でバブルティーが人気を博すのはそれから10年くらい後の話。

バブルティーのとりこになった私は、台湾から帰国後も台湾へバブルティーを飲みに行っていたし、バブルティーのイメージがなかったヨーロッパで見つけたときも、積極的に飲んでいた。
日本でようやく流行るようになった頃には、時代が私に追いついた、と思っていたようないなかったような(笑)

私がこちらへ引っ越す頃にようやく流行は落ち着いた気がするのだけど、あの頃は流石にお店が増えすぎていたと思う。流行したからって、お店を増やしすぎるのはよくない。
2007年からバブルティーを愛する者としては、もう少し落ち着いた状態で根付いてくれるとうれしい。

さて、なぜそんな話を今するのかといえば、今日久しぶりに(1ヶ月ぶりははたして久しぶりなのだろうか)バブルティーを飲んだからだ。 

このデリバリーのお店にはバブルティーがあり、せっかくなので注文したのだけど、私はうっかり忘れていた。
こちらのこういったお店では、私がタピオカとは認めていない謎のゼリーのようなものがタピオカという名前で呼ばれることがあることを。
見た目はタピオカのようだけど、色は透明で、噛むと液体がビシャっと出てくる、謎の物体。

日本でも台湾でも、そして初めて出逢ったオーストラリアでも、あんなタピオカを食べたことはなかったけど、あれは日本にも存在するのだろうか?
私がタピオカ=黒くてもちもちしたものと決めてかかっているから馴染めないだけで、慣れたらいけるようになるのだろうか?
でも、20年近く黒くてもちもちしたタピオカに馴染んできたので、今更そちらに馴染む必要もないと思うし、私は今後も黒くてもちもちしたタピオカを愛していきたい。
ちなみに、ドイツでもちゃんとしたバブルティーは飲めるので、ご安心を(?)

※日本ではタピオカミルクティーという名前のほうが一般的だけど、私は必ずしもミルクティーを選ぶわけではないので、バブルティーという名前を使わせていただいた。

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