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飛行機レビュー⑳バニラエア

やっと2016年。
2016年といったら、ドイツに留学した年。
留学を前に、ちょこちょこと出かけたところの1つが、台湾。
この台湾旅行は、往路は今はなきバニラエア、復路はマイルを貯めてチャイナエアラインで。
たぶん、ここでチャイナエアラインのマイルを使い切ったことで、スターアライアンスに切り替えたのかも?全然記憶にないけど。

そんなチャイナエアラインは置いておいて、バニラエアの話。
それまでの台湾旅行は、所謂フラッグキャリアのエアラインばかり使ってきたけど、ここにきてLCCにも興味を持ち始めた。
その頃成田からはスクートもLCCとして台湾便を飛ばしていた気がするのだけど、時間帯があまりよくなかった。
なので、この時はスクートではなく、バニラエアを。
そんなスクートは、今も台湾と日本も結ぶフライトがあるけれど、バニラエアはそれ自体が無くなってしまった。結局このフライトしか利用しなかったけれど、なんだかコスプレのようなCAさんの制服が面白かったので、なくなってしまったのは少し残念。

たぶん、この時が初めての成田空港第3ターミナルの利用だった。
噂では、第2ターミナルから結構歩く、とのことだったけれど、この後ジェットスターを頻繁に使い、すっかりその距離に慣れてしまったため、もう特に遠いとは思わない。むしろバスを待っているほうが私には時間がもったいない。

初めての第3ターミナルだったこともあり、のんびりフードコートで朝食を食べていたら搭乗時間ギリギリになってしまい、最後はバス乗り場までグランドスタッフさんと走ることになった。
あの時はグランドスタッフさん、本当に申し訳ありませんでした…
でも、私以外にもギリギリバスに乗って行く人は何人かいたことにはほっとした。

日本出発の国際便のLCCに乗るのはこの時が初めてで(そしてこの後が今のところない)、最初は勝手がわからなかったのだけど、離陸してしばらく経つと、機内食というか、カップ麺を注文している人が結構いて、ぎりぎりまでのんびり食べていたからお腹がすいていないはずなのに、人が食べているのを見ると私も食べたくなったりもした。もちろん食べていないけれど。
この時が台湾旅行7回目で、前の6回では毎回しっかり機内食を食べて機内での時間を満喫していたこともあり、同じ距離で機内食機内プログラムなしは、とても不思議な気分だった。
不思議な気分だったけれど、きっとこうして慣れていくのかな、なんて思っていたのに、いまだに8回目の台湾チャンスは訪れていない。

バニラエアはなくなってしまったけれど、今は台湾に行くLCCの選択肢もかなり増えた。
台湾だけでなく、2016年のあの頃と比べると、LCCで海外へ行くという選択肢はかなり増えたと思う。とはいっても、東南アジアまで距離を延ばすと、その分機内での時間が長くなるので、とりあえず私はがんばっても台湾までかな。





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