スーパーの裏でヤニ吸うふたり【次にくるマンガ大賞2022】【エッセイ】

外出たら雨。うひ~って一回家戻ったら雨は弱くなってもう1度出かける用があって出かけたら雨。最近こんなのばっかりだ~。そろそろ折りたたみ傘を持って歩け。

次にくる漫画大賞が昨日発表されていたね。最近タバコ吸う女イイネ係数が上がっているので、Webマンガ部門1位になっていた『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』興味が出て読んだ。

あらすじ

社畜街道をひた走る、くたびれ中年男性の佐々木。彼のひそやかな癒しといえば、日ごろから愛煙する煙草と、行きつけのスーパーで働く女性店員 山田さんのにこやかな接客くらい。仕事に疲れたある夜、癒しを求めてスーパーに向かうが、目当ての山田さんはおらず、今どき煙草を吸える場所もなし…。意気消沈した佐々木に「ここなら吸える」と声をかけてきたのは、すこし奇抜な服装をした田山という女性だった――。

スーパーで働く山田さんとスーパーの裏でたばこを吸う田山さん(山田さん)と社畜太郎・佐々木さんの関係性ストーリー。

佐々木さんの鈍感太郎っぷりとそれをいじりつつ悶える山田さんのお話がもどかしくてイイ。シチュエーション自体が癒やしになっていて、夜の静けさを感じることができる。

無駄な描写がなく、本題の2人の関係性…かわいらしい会話を楽しめるのはgood。個人的に男と男の熱いライバル関係と男と女のもどかしい関係の作品が好きだからツボ。

かなり読みやすく面白い作品なので、1巻サクッと買ってみたり、ネカフェで読んでみてほしい。

タバコって身体に悪いっていうけど、それ以上に得るものが多いんじゃないなっていうのが最近思っていて、人生どっかでタバコを誘ってくれる人がほしかった。いや…どうなんだろう。


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