人生を通してアナタに伝えたいこと

音楽を通じて今まで何をやっても出来ないと思っていた自分が少しだけ、変わった。

自己肯定感が少し芽生えてきた。

当時は飲食店の皿洗いをやっていた僕。

理由は誰とも喋らなくていいし、黙々とやれるから。

しかし、自分に自信が出てくるとこんな所で働いていてもいいのだろう?っていう疑問が頭をもたげるようになる。

そして今働いている環境に嫌気がさしてくる。

そして思い立って働き先を変えることにした。

屋内でもない自由な世界で、皆の役に立つ仕事がしたいと思って。

農業という道を選択した。

たまたま知り合いに農業をやってる人が親戚にいるというのでそこを紹介してもらった。

そこは閉鎖的ではなく、イベントもやるし、農園主もフレンドリーな人だったので人が沢山集まる場所だった。

僕は少し息巻いていた。

音楽で自信をつけることが出来たし、これで対人恐怖症が克服して、誰とでも気さくに喋れるのではないか!?っと

はい。

結果は散々たるものでした。

フレンドリーな農園主とはもちろん、そこに来る人達とも全く喋れない。

目を合わすこで精一杯。挨拶で精一杯。

雑談なんてマジで無理ゲーでした。

いやー、おかしいなぁー、こんなにドラムも叩けるようになって自分のコンプレックスも克服(字を綺麗に書けるようにする)してやったことないことやってある程度出来るようになった(ピアノ等)のに喋る時に目も合わせられない、顔が真っ赤になるって・・・

どゆことーーーー!!!って状況が続いた。

いやいやいや、今考えるとそうでしょ(笑)って感じなんですけど。

当時は本気で思っていました。

刹那の優越感を終えてまた暗闇に舞い戻ってしまうのでした・・・

次回
そんな時に現れた彼女

by jun