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算命学と子育て「身強身弱」「純濁」のお話

青豆です、こんにちは✨

先日も書いたことがありましたが、実は子育てについて鑑定を依頼されることが時々あります。青豆は子育ての経験がないので、実体験としては何ひとつアドバイスできることはありません(笑)

しかし、算命学では子育てにおいても宿命による違いや特徴があると考えています。

それは、厳しく鍛えられて伸びる人、大事に育てられて伸びる人がいるということです。それは主に、陽占の身強みきょう身弱みじゃく法と純濁じゅんだく法によって見ています。


たとえば、この宿命のお子さん。

身弱・純の宿命

この方は、身弱、純の宿命です。生活の苦労があまりなく、穏やかで、あたたかな家庭のほうが伸びやすいです。伸びやすいとは、自分らしく育つことができやすいということです。

ところが、この身弱で純の宿命の方が、愛されず、お金にも苦労して、荒れた環境で幼少期を過ごすと、よほどのことがないと生き方が曲がりやすくなります。人格が歪みやすいのです。

それは、このお子さんが身弱・純の宿命だからです。身弱とは、エネルギーの弱い星が多い方で、身強の星(天将星、天禄星、天南星)が一つもない宿命の方をさします。身弱の方は、精神性を高める生き方が合っており、現実性の厳しさには弱いところがあるのです。

また、純星が多く、このかたの場合、貫索星以外はすべて純星です。


純星は、鳳閣星、禄存星、司禄星、牽牛星、玉堂星の5つ。

濁星は、貫索星、石門星、調舒星、車騎星、龍高星の5つ。

どちらもバランスよく持つ方もいますが、どちらかに大きく偏る方もいます。

純星が多い方は、穏やかで安定した家庭のほうがよく、濁星が多い方は、不安定で混乱や困難が多い家庭が合っています。

多少の困難があっても、それがむしろありがたいのが濁の宿命のかたです。本人が幸福かどうかとはまた別の話ですが、宿命が使いやすいと見ています。

もし身弱で純星が多い方が、過酷な家庭環境で幼少期を過ごさなければならなかった場合、宿命を活かすのがとても大変です。人生が少し難しくなります。ゲームならイージーモードではなく、ハードモードに切り替わるという感じです。

これ以外の要素もたくさんあるので、ほかの要素で苦労がありがたい場合は、その困難のおかげで開運する方も、もちろんいらっしゃいます。親に頼れないとか、家系に頼れないとか、悔しい思いをしたほうが良いとか、色々あるので、陽占だけでは占えないのですが…

それでも、陽占を見ただけでも、このかたの星がどんな環境なら使いやすいか、どんな環境なら使えなくなるかはわかります。


一口に「良い人生」、「良い家庭」、「良い教育」と言っても、算命学でみるとそれは千差万別で、ある人にとって良いことが他の人にも同じように良いとは限らないのです。

兄弟姉妹でも、宿命によって、何が良いか悪いかは全く違うということが、算命学でわかります。お金をかけて大事に育てたことが、裏目に出ることもありますし、不本意ながらも親元から早く出なければならなかったことがその人の宿命を稼働させる場合もあるわけです。

何が良い悪いは、本当に色々な要素が絡むので、簡単には言えません。


身弱・純の宿命だった青豆は、大変厳しい家庭環境で育ちました。本来の宿命は穏やかで安定した環境が合っていたのですが、それとは真逆の家庭環境でした(笑)
薬の副作用で錯乱した父が、母を殺そうとしたこともありました😆もうめちゃくちゃです。

なんとか育ってよかったなと思いますが、思い返すと毎日図書館に行って本ばかり読んでいました。父は全く本を読まないタイプで、本よりも戦車や拳銃のおもちゃを娘に買ってくるような人でした(笑)

幸い、母が貧しいながらも子ども向けの文学絵本全集などを買いそろえてくれまして、そこから貪るように本を読んでいました。身弱の宿命には、そのような文化的な生き方が合っています。

身強のかたは、毎日どろんこになって遊び、部活などで鍛えられたり、人間関係にもまれるような幼少期がとてもありがたいです。
 
身弱は、そういうのは苦手です(笑)

しかし、人生、いつも宿命通りとは限りません。特に幼少期の生き方は子どもは選べません。(子どもは親を選んでくるという説もありますが、それはとりあえず置いときます)


じゃあ大人の皆さんは、もう遅いのか?というと、そうではありません。

身弱なのに、厳しい環境に生きるしかなかった人、身強なのに甘やかされて育ってしまった人、そういう人たちが大人になっても自分の宿命をもっと使いやすく生き直す方法を学べるのが算命学です。

身弱の方で、青豆のような環境だったかた、大人になってからでも良いので、勉強してください。通信大学にいくのも良いです。資格勉強をしても良いです。歴史、宗教、算命学、なんでも興味を持ったことは勉強してください。仕事に役立っても、役立たなくてもいいです。身弱は学ぶことそのものが宿命を稼働させるからです。精神性を磨く勉強が最も良いです。

身強のかたは、厳しく鍛えてくれる環境に身を置いてください。肉体改造のジムでも良いです。毎日家の雑巾掛けをしたり、毎日走ってもいい、お金を稼ぐことに苦労する環境もありがたいです。なんならブラック企業もありがたいです。戦争紛争地域で命懸けで働くのも良いです。とにかく現実世界で揉まれて、たくましく、そして多忙に生きることです。そうすると生きやすくなります。


身強・身弱や、純濁法については、算命学の基本のところで学ぶのですが、より深い読み方を今年学校で学ぶ予定です。
より深く読めるように青豆もしっかり勉強していきます^_^

それでは、皆様、毎日暑いですが、どうぞお体に気をつけて、お過ごしください。今年の夏の楽しみはなんでしょう?
青豆は新しく浴衣を買ったので、何回か浴衣を着てお出かけする予定です🥰