旅行記 | 東京から和歌山。小説の舞台を巡る、女のひとり旅②
特急くろしおに乗ってやってきたのは南紀白浜。ネットで〝日本のビーチリゾート〟だったか、検索をしてたまたま見つけた場所だった。
バスの移動が便利で観光しやすい。小説の主人公、18歳の女子高生が訪れるにはちょうどいいかなと思い、その地を舞台に決めた。そして物語に誘導され、私も初めて訪れている。
主人公はこの旅で、架空の安宿に泊まったけれど、私は彼女の倍以上生きているので、ちょっとおまけして大人な宿を取った。
到着したものの、特急くろしおの切符の