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青豆の自己満足

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自作のショートショート・短編小説の中で、気に入っているものを纏めます。 他人の評価は関係なく、自己満足のためにここに集めていきます。
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2023年11月の記事一覧

『小説家』 20字小説

『小説家』 書けない、と泣いているのは小説の中の私。 [完] #小牧幸助文学賞

青豆ノノ
8か月前
100

水の中の天女 (#シロクマ文芸部)

「詩と暮らすようなものなの。この子と暮らすということは」 私はひとりそう漏らすと、膝の上…

青豆ノノ
8か月前
93

今日が雨なら (短編小説)

心地良い音量で「レットイットビー」が流れている。だけどこのカフェで流れるレットイットビー…

青豆ノノ
8か月前
166

Black Xmas (思い出×短編小説)

ある家族の物語です。 父 、母。それにベビーカーに乗った子供とその横を歩く幼い姉。 4人は20…

青豆ノノ
8か月前
77

逃げる夢 (#シロクマ文芸部)

「逃げる夢を見たって?」 男は、そう言って私と目を合わせようと起き上がろうとする。私は男…

青豆ノノ
8か月前
109

わがままをあなたに。

誕生日。 誕生日よ、絶対。 その日は私の好きな白百合を持ってきてね。1本で構わないから。 …

青豆ノノ
8か月前
91

十月 (短編小説)

春ってさ。 肌寒いよね。実は。 暖かくて、いかにも煌めきが弾けているようで、そう見えているだけ。 私の手足は冷えてる。 それって、春っぽいコーディネートのせいかもね。 だけどやっぱり、どこか空気が冷たいんだよ。体の芯から冷えていくような。 ・ 私は『管理人』と名乗る男性から知らされた住所へ向かっていた。その人は、姉の住むマンションの管理人だという。正確に言えば、姉が住んでいたところの。 知らない街へ向かう電車の窓から見える景色は、どことなく素っ気ない。それは「私には関係のな

『僕らだけの』 20字小説

『僕らだけの』 僕のために手話を覚えたキミから。「 」。 [完] #小牧幸助文学賞

青豆ノノ
8か月前
89

もみじ (#シロクマ文芸部)

「紅葉鳥って言うんだけどね」 器用そうな手先の使いかたをする看護師が、一枚のシールを台紙…

青豆ノノ
8か月前
119

『病室』 20字小説

『病室』 鏡を見る。 気休めのニット帽で涙を拭った。 [完] #小牧幸助文学賞

青豆ノノ
8か月前
99

『別れ』 20字小説

『別れ』 本当の想いは 聞こえない貴方の右耳に囁く。 [完] #小牧幸助文学賞

青豆ノノ
8か月前
96