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レポートしすぎて疲れたからN高生とお話するよ

こんにちは、青木 陸です。いつも僕のnoteでは、所属していたSkyland Venturesの関係で、エンジェル投資などについて書いていましたが、今日は僕の行っている学校、N高等学校について、思ったことをつらつらと書いていきたいと思います。僕自身がプログラミングクラスに所属したり、普段N高アゲ↑なTweetをすることも、よくあるので、学校の犬的な呼ばわりをされることもありますが、僕自身はN高が存在しなければ、今現在も飲食店でのバイトを続けながら、バイト以外何もしない自堕落な生活を送っていたと思います。しかし今では、ベンチャーキャピタルでバイトをしてみたり、iOSのアプリを作ったり、色々な活動を送っています。ここまで活動的になれたのは、N高とその中にいる生徒,友達、つまりN高コミュニティのおかげであると思っています。なので、今回起きたちょっとした事件があまりにも目にあまり、非常に憤りを覚えるので、今回起きた事件と僕が思うことについて、書いていきたいと思います。

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少し経緯を説明


昨日N高等学校の生徒によって「N高等学校の生徒でどの子が嫌い?」という趣旨のTwitterでのアンケートが行われました。

内容としては、N高生のTwitterのハンドルネームをTwitterのアンケートの回答として、設定し答えさせるものでした。

N高等学校には、現在7000人を超える、生徒が在籍しています。その生徒達は、過去にいじめを受けて学校に通えなくなってしまった子、プログラミングでの才能を見せている子、従来の学校に通う事に息苦しさを覚えている子、学校外での活動で才能を見せている子、様々です。そんな学校でこのような個人を晒しあげ、誰が嫌いかな?といういじめのような行為が行われる事に、非常に憤りを感じています。

N高は逃げ場である

なぜ憤りを感じるかというと、N高等学校は才能のある子が、通信制という特徴である、自分の活動に当てれる時間が増える事で、その才能を開花させるための場かもしれませんが、その反面、N高等学校は何らかの傷を心におって、最終的に逃げてくる場という側面もあります。僕自身のN高の友達にも、過去にいじめを受けた、親とうまくいっていない。様々ですが何らかの問題を抱えて、逃げてきている子が一定数います。

精神的安全性が保てないと逃げてきても意味がない

N高に逃げてきたとしても、精神的な安全性が保てないと、逃げ場とは呼べません。例えば、何らかの活動をするときに、Twitterなどで発信をしながら活動することもあるでしょう。しかし、せっかくN高に入学してできた時間で何かをやって、発信しようとしたところで、誰かに煽られるかもしれない,バカにされるかもしれない,例えば歌ってみたをやろうと思っても、音痴だから公開するのはやめておこうかな?など、精神的な安全性が保てていない、コミュニティでは何かをやろうとしても尻込みしてしまいます。それは、自分の精神的安全を保つためです。

自分達のコミュニティを息苦しくする意味が理解できない

N高等学校は、ある種の巨大なコミュニティで、例えば大学のサークルや高校生が自発的にやっているグループのような、自由に出入りできるコミュニティでもなければ、小学校や中学校のような、狭くて繋がてれているコミュニティでもありません。その中間のゆるく繋がるコミュニティです。いわば自由に出入りできるわけではないけど、N高のSlack,N高生とTwitterで繋がらない、などの鎖国的な行為を行えば、N高に在学して卒業資格はとりながら、コミュニティから抜けることはできます。

でもそれじゃぁもったいない

人が成長するのに、最も重要なことは、どんな人達と関わるか?どんな環境に自分の身を置くかだと僕は思っています。つまり自分がどんなコミュニティに所属するかが大事です。その上でN高等学校は、すごく良いコミュニティだなと僕は日々感じています。例えば、自分が今やっているプログラミング言語の、自分よりできる人が近くにいる,ジャンルは違うけど何らかの才能が長けていて、切磋琢磨する。高校生でここまで様々な人がいて、切磋琢磨できる大きなコミュニティは無いでしょう。せっかくN高の門をくぐったのに、このコミュニティを利用しないのは、とてももったいないことだと僕は思います。だからコミュニティの精神的安全性を保つことは重要なのです。

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最後に

今回の件がきっかけで、noteを書きましたが、以前から「N高の生徒は変に他人に興味があるな」と自分がTwitterに悪口などを書かれながら、感じていました。その中で思っていたのは、「他人を気にせず、せっかくできた時間を使って、自分のやりたい事に打ち込めばいいのにな」という事です。このコミュニティは、自分たちで作っていくものなので、少しでも良くなればと思い、noteを書かせてもらいました。最後までお読みいただきありがとうございました。

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