慶應FIT Aの活動内容整理ツール(ワークシート)
慶應義塾大学法学部のFIT入試のA方式では、自己推薦書〔Ⅰ〕で活動内容を22行記載する用紙を書く必要があります。大学に提出する際には、手書きをする必要がありますが、その前に活動内容をエクセルで整理しておくためのワークシートをつくりました。下記からダウンロードできます。
ワークシートの「活動報告」のタブでは、22個の活動内容を記載できます。「a~f該当」の欄には、活動内容が出願資格(a)~(f)のどれに該当するのかを記載します。この出願資格の一覧は、慶應FITでは、このような志願者に入学してもらいたいと考える人物像となりますので、出願資格に記載する活動内容以外も、この(a)~(f)のいずれかに該当していることが望ましいといえます。出願資格(a)~(f)に該当している程度は、1~5でざっくりと評価しておきます。この評価の数字が高いものは、自己推薦書〔Ⅰ〕でチェックを入れる(a)~(f)の出願資格として用いることになります。
「知的能力、思考力、想像力、指導力、自立性、協調性」の欄は、記載した活動内容の成果を出すにあたって、特に発揮された能力について、1~5の数字で評価します。あまり活動と関係のない能力については、空欄でかまいません。
「投入時間数」は、活動内容の成果を目指すきっかけが発生したときから、その成果が出るまでに、何時間くらい自分の時間を投入したのかを記入します。これは、単発的なイベント的な活動なのか、継続的な努力を必要とする活動なのかを区別するためのものですので、ざっくりとした感覚的な時間数でかまいません。たとえば、英検準1級の合格を目指そうと思い立ってから合格するまでに、1日あたり2時間その対策にあてて、5か月(150日)ほどで合格したのであれば、2時間×150日というふうに、おおまかな計算をして「300」と記載すれば十分で、厳密な数字は不要です。
「資料番号」の欄は、FIT Aでの別添資料の番号です。今年度(2021年度入学)から、別添資料の枚数が10枚までとなりましたので、いかにコンパクトに、しかしある程度の情報量を分かりやすく伝えるのか、工夫が必要となります。
別添資料にどのようなことを記載してアピールをすればよいのか悩んだら、活動内容の横に並んでいる番号のタブでの質問に答えることにより、単に活動の結果のみを記載するのではなく、そのプロセスや得られたものを通じて、どのようにして自分の長所をアピールするのかのヒントを得られることになります。(番号のタブの数字は、「活動報告」タブの「No.」の数字の活動と対応し、「活動報告」の内容は、自動的に番号のタブの活動内容等にも反映されています。)
番号タブの質問に対して、充実した回答ができる場合、その活動を踏まえた志望理由書や自己推薦書〔Ⅱ〕を作成できるかもしれません。
今年度はFIT Aでも30分の面接が二次試験でありますので、活動内容について考察を深めておくことは、面接対策にもなるでしょう。
なお、「下書き要タブ」は、ひとまず気楽に活動内容を記載しておきたいときに利用し、必要に応じて、「活動報告」のタブにコピーすることもできます。
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