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「コロナハイ」の経営者が認識すべきこと

先日こんなnoteを書きました。1ヶ月半ほど前から感じていたのですが、中々言葉にできなかったこと。そろそろ言語化しようと思って書いたエントリーがこちらです。そしたら同じように思っていた人が多かったのか、多くの反応をもらいました。


瀬戸内サニーのりゅうし君も。すごいわかる。

藤本さんも!TEDxNAGOYAUではお世話になりました。

フラーの渋谷さんも。渋谷さんのTwitterからは漏れ出てますね。

石野さんと散歩した日の夜に書きました。石野さんが散歩して話すと言葉が整理される感じがします。


「コロナハイ」に対して認識すべきこと

基本的に物事には、良い面と悪い面の両面があります。思いつく限り書いてみます。

良い面

・高い集中力で物事を判断し、進めていきやすくなる。

・辛いけれど、楽しい。生きているという実感を得られる。

・今まで浮かんで来なかった打ち手が生まれる。アイディアがでる。


悪い面

・押し付けがちになったり、温度差が生じやすい。(全員がそうではない)

・頭が冴えて眠りが浅くなる。

・疲れを忘れて仕事にのめり込んでしまうので、どこかで限界がくる。

・冷静ではない故のミスが生じやすい。


対処法

僕個人としては、この状態が悪いとは思っていません。必要が故の状態だと思いますし、そうならないとやっていられない部分も事実あります。自分の力が引き出されている感じがある。

ただ、悪い面が強くでてしまう事もありうるのはしっかり認識し、コントロールしたほうがいいと考えています。

個人的に意識して、行っているのは下記3つです。

1.毎日日記を書き、毎週の振り返りをする。
2.週2ほど1時間かけてゆっくりランニングをする。頭を空にする。
3.1日7時間睡眠を死守する。

昨日のnoteに書いたとおり、毎日日記を書き、毎週の振り返りをすることで自分の言動に関して省みるようにしています。

また、週2ほど1時間かけてゆっくりランニングをすることによって、自分の頭を空にするようにしています。あと大事なのは睡眠と食事。特に睡眠を怠ると、悪い面が出やすくなる。ランニングによって、身体が疲れて眠りやすくなります。

自分自身の状態を客観的に認識して、コントロールしないと取り返しのつかないことにもなりえます。


周りとの温度差について

犬養毅さんの曾孫である、犬養拓さんがこんな事を書いていました。

もう一つ僕が意識しなきゃいけないと思ってるのは、経営者がハイになっていても、社員はそこまででもないよ、というギャップです。

よく「経営者の孤独」なんて表現をしますが、世の中の経営者さん、コロナのような状況のときほどそれを感じることってないんじゃないでしょうか。

経営者が会社を残すため、従業員に給料を払っていくために必死に動いているときに、社員は「コロナでちょっとヒマになるよねー」とか言いながらzoom飲み会をしている。文字にするだけでも恐ろしい状況です。
(※弊社の話ではありません)

でもそういうものですよね、ほんと。
経営者と社員(従業員)というのは、完全に人種が違うものです。
でも、だからこそ、社員に対してのコミュニケーション面を気をつけないといけないと思うんですよね。
平時以上に立場や心境のギャップは大きくなっているので。

「ハイになってる自分について来いよ!」だけでなく(それも必要だとも思いますが)、社員側のほうにも寄っていって言葉をかけなきゃいけないと思っています。

すべて共感します。そして、自分も感じている部分でもあります。

どうしても社内外の情報の入りやすさ、立場的な決定のしやすさ、リスクの感じ度合いから、会社のメンバーと同じ状況になりにくいのは理解しています。無理に同じ心境になってほしいと言うべきではない。

ただ、共に進んでいく上で「オープンな情報共有」「意見のいいやすい環境」をつくることを意識するのはとても大事。なぜなら、人が1人でできることは限られているからです。

そもそも会社や組織がなぜあるか?に立ち返ると、1人では実現できないことをするためにあるんですね。このような危機に関しても、自分1人で立ち向かえることには限界があります。

うちの会社でも、銀行からの借入も千石がいなかったら成し得なかったですし(冒頭の写真の茶色のジャケット)、最近の決まった仕事も自分の関与度は本当にわずかです。今後、新たに立ち上がる様々なプロジェクトもそうです。


最後に

言いたかったのは、自身の状態を認識し、いい習慣を作ってコントロールしようということ。そして、この危機を自分ひとりの課題にせず、周りに情報共有をし、言いやすい環境を作っていくことが非常に重要だということ。

この難局にも独りよがりにならず、会社一丸となって乗り越えていきたいです。頑張りましょう。

↑振り返りに関してのエントリーです。このコロナの中で身につけてよかった習慣の1つです。

最後まで記事を読んでいだきありがとうございます。毎日更新をしているので、よかったらまた読んでもらえると嬉しいです。