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自分らしさと向き合う教科書「Be Yourself」

今年の11月冒頭に宮崎に行ってきました。その時に、こんまりさんの旦那である川原卓巳さんとお会いしました。こんまりさんは以前から知っていて、本も2冊家にあります。

卓巳さんの存在を知ったのはTwitterで3ヶ月前くらい?

なんだかよく見かけるなと思っていたら、日毎に自分のフィードに出る頻度が増えてきたんですね。そうなると人は気になるもので調べていると、こんまりさんの旦那さんであり、KONMARI Inc.のCEO兼プロデューサーであることを知りました。そこで、縁があって宮崎で知り合う機会があり、一足早く献本をいただくことになりました。(元々Kindleで買っていたのだけど)

近年最も世界で有名になった日本人の1人がこんまりさんです。僕も日本の魅力を世界に広げていくことを生業にしているので、こんまりさんがどういうふうに広がったのか?プロデュースしていったのか?というのは気になっていました。

読み終えて、人は誰しもが天才性や才能があり、自分らしさを知って向き合うための本だなと思いました。いいなと思ったところを自分なりに抜粋メモ+コメントしておきます。


自分らしく輝くための5つのステップ
1.自分を知る
2.自分を活かす
3.自分を発信する
4.環境を変える
5.自分を磨き続ける

この本はこの5つの構成で成り立っています。


まずは片付けから始めよう
家の中を見渡してみてください。そこにあるモノの一つ一つは、過去のあなた自身が選んで家の中に迎い入れたものです。生まれてから今日に至るまで、あなたが毎日下してきた、日常の小さな一つ一つの意思決定。その結果が、今のあなたの家の中の風景なのだと考えると、家の中のモノたちは、過去のあなたそのものだと言えます。片付けは、過去に選んだモノ一つひとつと向き合い、「残すか、手放すか」を決めること。つまり過去の自分を知って、これからの自分がどうありたいのかを決める作業です。

この目線で片付けをしたら面白いだろうなと思いました。片付けは苦手なのですが、こう思うと年末の片付けも楽しみになります。


「やりたくない」を書き出そう
あなたが普段、無意識にしていることの中から、「始めるまで気がすすまないこと」や「やってもつまらないこと」「やったら疲れること」などを書き出してみてください。そう、それがあなたが「片付ける時間」の候補です。

会社を作ってから、自分は事務仕事が致命的に苦手なことが分かりました。最近感じている「やったら疲れること」はなんだろう?と今考えてます。


時には堕落しきってみよう
人間は常に揺らいでいる生き物で、陰と陽の間を振り子のように行ったり来たりしています。片幅に思いっきり振れると、次はその反動でもう片方に振れていく。つまり堕落しきった後は、強引な引力でポジティブな意欲が湧いてくる。この時、「自分はどう感じるか」を逃げずに見つめることが大事なんです。

この内容はめっちゃ分かります。ああ、このままじゃよくないなーという気持ちが、その分、自分のやりたいことを明確にしてくれる。


MUSTの円を小さくする
「MUST」の円をできるだけ小さく、小さく。すると、これまでに遠慮がちに縮こまっていた「WANT」と「CAN」が息を吹き返してして、ムクムクと膨らんでいきます。そうしたら、「WANT」を大切にして、得意になるまで磨いていく。すると「CAN」が増えていく。

日本人はMUSTに縛られている部分が多い。こうあるべきだ、こうすべきだという部分。義務的なアレコレが多い。自分が疲れない、ワクワクするWANTとCANに時間を増やすことが、結果として自分らしい何かに繋がると思います。いわゆる「社長」という固定観念的なMUSTもどんどん外していくべきなんだろう。


全員が「自分ごと」になるチームが最強
僕が考える最強のチームとは、全員の「自分らしさ」が生きている状態のこと。具体的には、次の4つを全てを共有し、尊重できている状態です。
・Trust(信頼)
・Engagement(主体的な没頭)
・Authenticity(ありのまま)
・Meaning(意味)
このTEAMが揃えば、恐れや不安を取り除き、お互いの強みを活かし、弱みを補い合っていける関係性になれる。

うまく行っているプロジェクトやチームは、こういう状態である。逆を言うと、どれか1つ欠けていてもうまくいくことは少ない。会社やプロジェクトに当てはめて考え直したいと思いました。


毎日のルーティーンは自分主体で生きる練習
・シルクのパジャマで自分を大切に
・早起きで地球を独り占め
・1日でできる大事な仕事は5つまで
・毎朝ベッドを整えよう
・軸をまっすぐにしてから寝る
・腹八分目で行こう

最後の5つ目の章は、実際に拓巳さんが日々実践しているルーティンについて。その中でもいいなーと思ったものを箇条書きで書いてみました。1つ影響を受けて実践していることは、ストレッチポールを使って寝る前にストレッチするようになったこと。なんとなくですが、背中がほぐれて睡眠の質が上がった気がします。シルクのパジャマは、、自分のクリスマスプレゼントとして自分にプレゼントするのありですね。早起きの部分は頑張りたい。


最後に

1回目は土曜日に読んで、2回目はちょうどさっき読みました。本書の冒頭に書いてある通り、一人ひとりの人生に寄り添ってプロデュースしてくれるような本。語りかけてくるような文章で、とても読みやすいです。

本書に少し重なる話として、人は誰しも天才性を持っているという話が好きです。「宮崎駿の天才性は、うまい絵を書くことではなく、トトロやネコバスのような誰も思いつかないキャラクターを作ることである。」プロデューサーの鈴木敏夫さんがラジオで話していました。そのキャラクターが出るまで待つのが鈴木さんの仕事だと。

「Be Yourself」という考えは、情報に溢れ、自分を見失いがちになる現代にこそ必要な考えであり、1つのスキルだと思います。ピンと来たがいたら、是非読んでみてください。

この本は1人で読んで向き合うのもいいけれど、信頼しあえる人とこの本を読み合わせてみるのもいい。チェックリストを書きあって、定期的に互いを高め合うことができたら、世の中に新しい流れが生まれる気がしています。

最後まで記事を読んでいだきありがとうございます。毎日更新をしているので、よかったらまた読んでもらえると嬉しいです。