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財務が面白い

人は制限があるとアイディアが出るという話があります。これは、会社の財務の部分でも言えるものだな、とよく考えています。

最近、財務周りをよく見ていて、会社のお金の流れの面白さにハマっています。お金という一つの言語を覚えていっている感じ。会社の実態を分析すればするほど、具体的な打ち手やアイディアが出てきます。

同時に、いかに今までの向き合い方が甘かったのか、ルールを知らず、ピントがあっていない行動をしていたかに唖然としている部分もあります。


「無収入寿命」という言葉があります。会社で一切売上が上がらないとしたら、どれくらい持つかという指標。ある人は24ヶ月分あるべきだ言う。24ヶ月あったとしたら、その間に売上上がるモデルを作って、再起することができるだろうと。ちなみに、任天堂は48ヶ月分らしい。(ゲームで2敗できる)

仮に今、MATCHAの無収入寿命が12ヶ月だとした時、どうやったら24ヶ月にするか?を考えるのは面白いです。一旦借り入れでやるのか、利益率が上がる改善をする取り組みをして内部留保を高めるのか。


また売上を単なる売上のまま捉えるのではなく、商品ごとにどれくらい原価がかかって粗利益がどうなのか。販管費や稼働する人件費を除いた利益がどうなのか等々を可視化することによって、自然と打ち手が明確になる。言い方を変えると、やってはいけないことやできないことが明確になるというか。

経営として意識する数値をいくつか持つことで、自分の行動がシャープになるし、それを元に人に伝える際に説得力や推進力が上がりやすくなります。

そんなことを思わせてくれた本がこちらでした。会社のみんなには、是非読んでもらいたいです。

最後まで記事を読んでいだきありがとうございます。毎日更新をしているので、よかったらまた読んでもらえると嬉しいです。