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丸2日間ネットから離れてみて、気づいたこと

新年、あけましておめでとうございます。

起業をした年から続けている習慣で、新年2日間はネットから一切離れるというのをしています。気づいたら今回で9年目。

今年も行ったのですが、これがとても良かったです。


スマホを一切電源を切っているので、最初の3~6時間くらいはソワソワします。ついポケットに手を入れてしまったり、メッセが来ていないかな、なんて気になったりする。

ただ、だんだんとネット上における意識じゃなくて、自身の内面や現実空間の周辺に意識が向くようになっていきます。



ネットがないのでGoogleMapも使えず、電車のルートも検索できないので、提示されたものを選ぶのではなく、路線図を見て、駅員さんに聞いて、自分なりにルートを組み立てたりしました。

わかりやすい変化でいうと、自分が背負っている荷物に対する違和感を感じやすくなったり、周りをよく観察するようになって光や色の変化がよく見えるようになったり、目の前の人と対話することが増えたりする。もちろん、自分自身との対話も増える。



一つの例ですが、鳩ノ巣渓谷のとある喫茶店で知り合った田中さんと気が合い、奥多摩湖や御岳山にドライブに連れて行ってもらったりしました。夕方に差し掛かっていた奥多摩湖は綺麗でした。

田中さんは、日野自動車の元エンジニアであり、レーサーだった人。奥さんとのエピソードが興味深くて、一冊の本にできるんじゃないかと思ったくらい。


他にも鳩ノ巣渓谷でクライミングをしている人を対岸?の麓で見つけて、つい岩山を降りて、話しかけてしまいました。話が広がり、今度一緒に押上のボルダリングに行くことになりました。これもなにかの縁な気がしています。

この2人とは、きっとスマホを見ながら歩いていたら、気づかなかったし、知り合うこともなかったはず。


スマホやネットは良くも悪くも、人を盲目的にさせる。

ハメる仕掛けが沢山あって、意識を短期的にさせてしまう。もちろん、それによって得られるものが沢山あるのですが、入り込みすぎると見失うものが多いなと。


年始の2日間では沢山の本を読んで、ノートにメモを沢山書きました。会社のことも、個人のこともできる限り言葉にしました。1回じゃ書ききれないので、このnoteに何回かに分けて書きます。

一つ決めたのは、このネットから離れる2日間を毎月月初に取ろうということ。出張がある時はなるべくずらしたりして。


普段あるものを無くすだけで、これだけ贅沢な時間を過ごせるなら、それはやらない手はない。

ネットから離れることで、生身の自分を認識することができ、それによって新しい気付きやアイディアが生まれます。それが、今年の自分にとってより重要だなと感じました。

周りには一時期的に迷惑をかけてしまうかもですが、それ以上の価値を得られると思っています。


冒頭の写真は御岳山のケーブルカーを上がった所から撮った一枚。夕焼けは赤いだけじゃなくて、青いんだな、と気づきました。

最後まで記事を読んでいだきありがとうございます。毎日更新をしているので、よかったらまた読んでもらえると嬉しいです。