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コーポレート部門は会社の要

教訓エントリー第15弾です。前回は予定が入ってしまい、別のテーマの更新になってしまいました。今回は、コーポレート部門は会社の要について書いてみます。

何度か書いたのですが、自分は組織に属したことがほぼありません。前職も半年間ほど、かつ3人ほどの組織だったので、いわゆる一般的な会社は知りませんでした。 

その弊害の一つが管理部門の必要性が心底わからなかったこと。このエントリーは自分のようなほぼ学生上がりの起業家に向けてのものになります。


深夜まで給与支払いを続けていた約3年

会社を作ってから約3年ほどは、コーポーレート、いわば管理部門がいませんでした。ライター含めて100人以上いる給与支払いを全て一人で行う日々。

毎月24日は深夜3時ぐらいまで会社近くのデニーズで、実働を確認しながら、1人1人振り込んでいました。

これがとてもとても大変でした。僕自身思考が広がりやすい人間で、性格的にもあっていないと感じていました。本当に。


会社の骨太の成長のためには管理部門が重要

そんな時に知り合いの経営者から叱咤激励をもらうんですね。会社の骨太な成長のためには、管理部門は重要。絶対取った方がいい、と。そう言われて初めて気づいたんですね。自分がやるべき仕事とそうじゃない仕事を明確に分けるべきであると。

そこからブログで求人を出したところ、野村證券の管理部門にいた大学の友人の森太一から、LINEでメッセージがきました。

「優が投稿していたあの募集、興味あるだけど話聞いてもいいかな。」

まじかと思って、その2日後ぐらいに一緒に浅草でステーキを食べて、その場でオファーしました。「いつから来れる?」と。

コーポレートは信頼なんですよね。会社の金庫番でもあり、なかなか人に預けられるものではない。正直今でも怖いです。

その翌月から業務委託として、その2ヶ月後に正式にジョインしてくれました。


その後

自分が持っていたコーポレート業務を全部に渡しました。結果どうなったか。その分外向きの営業ができたり、事業計画の資料を共に作ることで、投資家に向けての提案がどんどん決まるようになったんですね。

結果、星野リゾートやスノーピークの出資が決まりました。正直自分一人でコーポレートをやり続けていたら、そして一人で投資に向けて動いていたらこういった結果にはならないと思います。


改めて振り返って

その後、太一は独立して、自分の会社をやっています。

改めて振り返ると、会社とは本当に一人一人の積み重ねから成り立っていると感じます。同時に自分がやるべきこと、そうでないことを分けることで、一人ではできない掛け算が生まれてくる。

MATCHAも今、変化の時です。タフなことも多く起きそうですが、変わらず邁進していきたいです。

前回のエントリーが上記でした。次回は「考えることと、手を動かすことをわける」をテーマに書いていきたいと思います。

最後まで記事を読んでいだきありがとうございます。毎日更新をしているので、よかったらまた読んでもらえると嬉しいです。