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アナログから生まれるゆらぎ

今、岡山県美作市の上山に来ています。

7年前に岡山大学の映像の仕事をしていた時に知り合った水柿さんから登壇の依頼があり、今日は前日入り。

お昼に岡山空港に到着して、そこから上山を案内してもらったのですが、とにかく贅沢な時間を過ごさせてもらいました。

明日の講演内容を改めてどうしようかな、と今考えています。


ゆらぎに気づくこと

ちょうど今朝、月光荘店主のコウゾウさんと朝活をしました。

そこで一番盛り上がったテーマが「ゆらぎ」でした。コウゾウさんが経営している月のはなれのストーブがとても味があって、それについて話をしたんですね。そうしたら、アナログだからこそのコントロールできない、ゆらぎがあると話していました。

ゆらぎがあるからこそ、人は影響を受け、そのゆらぎが重なることが大きな波を作ると。そのゆらぎは作るものではなく、既に存在していて、その大小はものによって違う。

いかに、そのゆらぎに気づきくことが大切。また仕事をする上で、そのゆらぎ同士の倍数を揃えていくことも一つのスキルだよね、と盛り上がりました。

そのゆらぎというのは、時代によって変わっていく。今どんなゆらぎがあるのか?変わらない本質はなんなのか?それについて話している時間がとにかく楽しかったです。


日本の地域には、沢山のゆらぎが残っている

上山に来て思ったのは、コウゾウさんの言うゆらぎが日本の地域には沢山残っているということ。一つの炭を作るにしても、10時間以上かけて丁寧に作っているという。それによって、余計な不純物が燃やしている時に煙として出なくなる。なにより、音がパチパチと心地よい。

確かに空気を温めるという空気だけでいったら、エアコンでもいい。たたま、ある種コントロールできないものだからこそ、そこに気づきが生まれるんだなと思いました。その気付きの数や深さによって、その時間の意味や重みが変わっていくというか。

自動化されることによって生まれる時間、同時にアナログで時間がかかるからこそ生まれるゆらぎ。

どっちかに偏るのではなく、その時々に選べる生き方をしたいと上山の炭火を見て思いました。

最後まで記事を読んでいだきありがとうございます。毎日更新をしているので、よかったらまた読んでもらえると嬉しいです。