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仕事と日常の境目は?【研究者日記】

勤労感謝の日に考えたこと。

木曜日は祝日だとしても、いつものルーチン活動をすることが多いんです。3連休とかであれば、あれやってこれやって、遠出したりするんですけど、中1日の休日はあんまり出かけるとかしなくて、逆に、溜まってる仕事をこなすみたいな感じになることが多いです。

研究者って、何時間働くに対して給料が出るって場合とかもちろんありますけど、シフト性じゃなくて裁量労働なことも多くて、裁量労働の場合は、もちろん出勤する日は出勤しますけど、出勤に対してというより、成果や結果などに対して給料が発せられているっていうことなのかなと思うんですね。

勤労っていうのはお金を頂いて仕事をするっていう意味なので、勤労感謝の日に働くってことを考えてみると、祝日ではあるので、働かなくてもいいんですよね。なので職場には出勤はしていない。

出勤っていうのは職場に行くこと、出張先に行くこと、リモート勤務であれば、リモート勤務のルールに従って行動することを言うと思うんです。けど、勤労感謝の日には出勤してないですけど、大学で行っているような勤労中に行っている業務みたいなものをしてないかというと、必ずしもそうではないよなとは思うんです。

研究者として研究するっていうのは、どこまでが勤務でどこまでが自己研鑽で、どこまでが趣味でどこまでがやりたいこと、っていうのはよくわかんなくなる瞬間は多いです。

もちろん大学業務では、臨床とか事務仕事とか、そういうのもちろん入ってるんですけど、研究する時間も勤労の対象ではあるんです。

なので論文書いたり、研究費を頂いてくることに対して時間をかけることも必要になってきますし、大学の教育だけであれば学生さん教えるってことにプライオリティをおくんですけど、どこまでが勤労の対象なのかなっていうのがよくわかんなくなってきますね。

自分の場合は、ワークアズライフていう発想が結構そうかなと思ってて、日常の中でもいろんな気づきに溢れてて、それが研究の発想につながるとしたら、それって仕事の一部なのかなという風に思ってるんです。

仕事とも言えるんじゃないかなと思うんですけど、かといってそれが勤労の対象になるかっていうと、必ずしもそうじゃないですよね。

仕事と仕事じゃないものの境目を見つけるっていうのは、なかなか難しいなと思うんですが、給料いただいて働きつつも、ワークアズライフとして、研究のことを考えたり、いろんなことを考えてそれと結びつけて日々生活しています。

だから、そういう時間も仕事だと思いますが、実際には仕事しているようには見えないことがありますね。

日常の中に仕事が溶け込んでいる仕事ですが、それが仕事でないと言えばないし、仕事だと言えば仕事ですね。ということを考えた勤労感謝の日でした。

それでは最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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